肌荒れはだあれ

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皮膚の病気
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医師監修

肌荒れとは

肌荒れとは、肌のきめが荒くなったり、毛穴が目立つようになったり、カサカサしたりくすんだり、ニキビや吹き出物などができている症状のことです。
さまざまな原因が挙げられ、特に日常生活の過ごし方が大きな影響を与えています。脂っこいものや甘いものを食べ過ぎたり、睡眠不足やストレス過多などの生活を送っていると肌荒れになりやすいです。野菜や海藻類、果物などの不足に気を付け、バランスの良い食事を心がけること、夜更かしを避けること、気分転換を行うことが改善に繋がります。 また、女性では生理周期が肌荒れに関連していることもあります。

肌に合わない化粧品を使用することも肌荒れの原因となります。新しい化粧品を購入する前にはサンプルを試して、肌に痛みや痒みを感じるかどうか確かめることをおすすめします。さらに、紫外線を過剰に浴びることも原因になりますから、日傘や帽子を利用して、日焼け対策を行うことが重要です。

肌荒れの症状


肌荒れの症状として現れるのは以下のようなことです。
・毛穴が目立つ
・ごわごわする
・乾燥する
・吹き出物が多く現れる
・くすむ


肌荒れが悪化すると肌の皮膚がむけてしまったり、粉を吹いてしまったりします。女性の場合、肌荒れの状況で化粧をするとファンデーションなどの化粧のりが悪く、化粧をしても粉を吹いてしまうのです。

また、乾燥が著しい場合には肌がかゆくなることも。かゆいからと患部を触っていると皮膚が赤くただれたり、皮膚がきれてしまうといった症状も現れます。
乾燥肌について詳しく見る

こうなってしまうと肌はボロボロになってしまい、キメは荒く、うるおいのない肌となってしまうのです。

肌荒れの原因


肌荒れの原因もさまざまです。ここでは肌荒れのよくある原因を紹介します。

●皮膚の新陳代謝が悪化したこと
肌荒れの原因として新陳代謝の悪化があります。
肌は通常、角質層の肌のバリア機能が保たれています。しかしそのバランスが何らかの原因で崩れてしまうと、肌がヒリヒリしたりかゆみを引き起こしやすくなります。
古い角質が皮膚表面に残ることで角化が進み、バリア機能が低下します。ここで外部の刺激を受けると肌が傷つきやすくなっているので、肌荒れが起こります。
主な原因としては、生活習慣が不規則であったり、肌の保湿ケアが不十分であることが考えられます。角質層が外部からの刺激を受けて乾燥が進むと、肌荒れやかゆみがあらわれやすくなってしまうのです。皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質を保ち、肌のバリア機能を高めることで、花粉やアレルゲンなどの外部刺激に対する過剰な反応を防ぐことができます。

●生活習慣の乱れ
ストレスが抱えた女性
肌荒れの原因には食生活の乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足や紫外線の影響などの生活習慣の乱れも上げられます。

生活習慣が乱れることで起こる便秘も肌荒れの原因となります。
便秘になると腸内環境が悪化します。町内の善玉菌が減少し悪玉菌が強くなっていまうので、有害物質やガスが発生してしまいます。すると新陳代謝が通常の肌細胞の働きだけでは追いつかなくなってしまいます。そのため、身体の中の汚れが取りのぞかれず、肌荒れの原因となってしまいます。

●肌への直接的な刺激
シャワー
顔の肌荒れの原因となる行動として、顔へ直接シャワーをかけることがあります。高温で水圧が強いシャワーは肌への刺激が強すぎます。

洗顔時の行動も肌荒れの原因となります。
・生え際やフェイスラインなど洗い流しが十分にできていない
・洗顔後タオルでこする
肌表面の角質をはがしてしまうこのような行為は肌荒れの原因になります。

●花粉症の人は・・・
花粉症の人
花粉症の場合、花粉が肌にひっつくことにより、肌に影響を起こします。花粉が付いてかゆいからとかきむしると肌荒れになります。

肌荒れの予防/治療法

《予防》
●生活習慣の見直し
健康的な食事
肌荒れの予防には、規則正しい生活・バランスの良い食事・ストレスからの解放が効果的です。
中でも食生活の改善は大切です。特にビタミンや大豆に含まれるたんぱく質を食事に取り入れるよう心がけてください。反対に食品添加物が多い食品は避けるようにしましょう。
さらに睡眠不足は肌へのトラブルを招きます。夜の10時から2時までは睡眠を確保すると成長ホルモンの分泌が多い、肌荒れ予防効果がある時間帯です。 夜更かしはせず早寝早起きを心がけましょう。

●肌へ刺激を与えない。与えるのはうるおい。
入浴するときには、お湯の温度に気をつけましょう。温度を高くしすぎていると肌の痒みが強くなります。さらに高温のお湯は肌に必要な脂が落ちる原因となります。体を洗う場合には、タオルで強くこすると皮脂が落ちすぎるだけでなく、肌を痛める原因になります。
乾燥肌・敏感肌の方は特に皮膚の防御力が低下していることから、日頃から乾燥させないように肌へうるおいを与えることが必要となります。

●肌荒れにいい美肌メニュー
人参のポタージュ
肌荒れを改善したいなら、魚、野菜、大豆をとり入れた食事メニューが理想的です。また、旬の食材を積極的にとり入れつつ栄養バランスの良い食事を心掛けて下さい。
・人参のポタージュのレシピ
美肌料理して手軽に作れるメニューのひとつは、人参のポタージュです。小麦粉のかわりにご飯を使用してとろみを出すのがポイントです。
1.玉ねぎと長ねぎを粗めに刻み、皮を剥いた人参を半月切りまたは小口切りにします。
2.バターを溶かした鍋に玉ねぎ・長ねぎを入れて透き通るまで炒め、人参も加えます。
3.バターがよく人参に馴染むまで炒め、水とワイン・固形スープを入れ、ご飯を加えて15分程度煮ます。
4.ミキサーでペースト状にしたら、鍋に再び戻し入れて温めます。
5.煮立たたせて牛乳を加え、塩と胡椒で味を調節して完成です。

・スムージー
スムージー
美肌を目指すには、バランスのとれた食事が大切です。忙しい現代人にとってスムージーは、多くの野菜や果物を手軽に摂取できる便利な飲み物です。野菜であればトマト、ほうれん草などの緑黄色野菜を積極的に摂ると良いでしょう。緑黄色野菜にはビタミンAやCが含まれ、老化の原因となる活性酸素を抑える抗酸化物質が豊富です。また、果物であればレモンやリンゴも抗酸化作用に優れています。他にも、バナナやオレンジは鉄など多数のミネラルを含んだバランスの良い栄養素をもっており、肌の新陳代謝を助けてくれます。また、豆乳に含まれるイソフラボンにも抗酸化作用があるので、豆乳も混ぜて作れば、脱肌荒れスムージーの完成です。

●肌荒れに効果的なフルーツ
柑橘系のフルーツ
朝食代わりやおやつなどで気軽に取り入れられる果物の中でも美肌に効果的なものを紹介します。
・オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの柑橘系
コラーゲンを作るのに必要なビタミンCが豊富に入っており、中でもレモンが一番ビタミンCを含有している果物です。
・リンゴ、パパイヤ、イチゴ
抗酸化作用が強い果物です。
・バナナ
ビタミンB,C、カリウムを沢山含むので皮膚を健康に保つだけではなく、肌荒れの原因である便秘を解消する最強の美肌にいい果物です。

●肌荒れにいいドリンクの選び方
肌にいいドリンク類として、ミネラルウォーター、はと麦茶があります。
・ミネラルウォーター
代謝を促す働きがあるので、美肌には必須の飲み物です。
・はと麦茶
肌の栄養となるビタミンB群やナイアシンが多く含まれています。
・ルイボスティー
シミやシワの原因となる活性酸素を除去する働きがあり、抗酸化作用を期待することができます。
・クランベリージュース
独自のポリフェノールであるプロアントシアジニンAが含まれます。このプロアントシアジニンAに抗酸化する効果が強くビタミンCの20倍とも言われています。

●肌荒れにいいサプリの選び方
サプリメント
栄養は食べ物から摂取したほうがいいのは当然ですが、大量に摂取するのは難しいですし、同じようなメニューになってしまうのも味気ないので、ときとしてサプリメントで必要な栄養を補充するのもオススメです。肌荒れにいいサプリメントをご紹介します。
・ビタミンC
・コラーゲン
・プラセンタ
・ヒアルロン酸
・ビタミン(E、B2、B6)
・Lシステイン
この中で、
・LシステインとビタミンB2
・B6とビタミンEとビタミン
Cは一緒に摂取することで効果が高くなり、作用もアップします。相乗効果のある栄養素を同時に摂取することで美肌効果をアップさせることができます。肌の保水力を高めるセラミド、抗酸化作用の高いアスタキサンチン、大豆イソフラボン、ポリフェノールなど美容成分がたっぷり配合されたものがおすすめです。錠剤タイプだけでなくドリンクタイプもあります。

《治療法》
肌荒れを治療するには、市販されている肌の保湿をしてくれるクリームなどでできます。このときサンプルなどでテストをして、自分の肌に刺激が強すぎないか、肌に合っているかを確認しましょう。

皮膚科に相談することで、自分の肌の治療に適した薬がもらえたり、肌荒れの原因を見つけられます。ビタミン剤や飲み薬、塗り薬を処方されることが多いです。

●肌荒れ改善のための正しい洗顔法
洗顔する女性
肌が荒れている時には、なるべく余計な刺激を与えないことが重要です。洗顔時のNG行為は、1日に何度も洗顔する、ゴシゴシこする、熱いお湯を使うことなどがあげられます。皮脂を取り過ぎて皮膚の乾燥を招く原因になるので、注意が必要です。
・洗顔料はしっかり泡立てましょう。
・肌の上で優しく泡を転がすような気持ちで洗います。指先と顔の間に絶えず泡があるようなイメージです
・洗い残しが肌トラブルの原因になるので、すすぎはきちんと行いましょう。
・ぬるま湯で優しく洗い、フェイスラインの泡もすすぎ残しのないようにします。
・タオルで顔を拭く時も優しく水分を抑えるような気持ちで行いましょう。ゴシゴシ拭いてしまうと、タオルの繊維で肌を傷つけてしまいます。

●パックの正しいお手れ法
コットンパックを使う女性
パックには、クレイ、オイル、シート、泡、ジェル、クリームといろんな形状があります。パックでのお手入れは、効果的な場合もありますが、長時間肌にのせている刺激やはがすときに摩擦によるダメージを与えることもあるので注意が必要です。毛穴の汚れを取り除くタイプ、角質をはがすタイプは刺激が強いものです。あまり刺激がないのは、コットンにたっぷりと美容液や化粧水を含ませ、肌におくだけのコットンパックです。パックを終えたら、化粧水やクリームなどで、保湿をし、水分を脱がさないようフタをするケアが必要です。パックは基本的に週に1度で十分です。肌のターンオーバーを正常化させる働きがある炭酸パックや水素パックなどは、月に1度くらいできるといいでしょう。

●乾燥肌に効く潤いのツボ
「太白(たいはく)」と「三陰交(さんいんこう)」というツボのへの刺激が乾燥肌お悩みにオススメです。
・太白:足の親指の付け根の大きな関節と、土踏まずとの間のくぼみにあります。
・三陰交:足のうちくるぶしから指4本分上の場所にあります。
どちらも軽く刺激する程度で十分です。朝起きたとき、寝る前などに行いましょう。

●皮膚科・美容皮膚科治療の違いについて
医者
皮膚科は皮膚疾患を治療することを目的とするところで、保険診療で行われます。美容皮膚科は、肌の専門医師が肌の悩み、コンプレックス、トラブルなどのカウンセリングや治療を行い、最先端の医療機器で美肌を目指します。そのため、保険診療ではないことが多く、やや高額な治療費がかかります。例えば、ニキビの治療をすると、皮膚科であればニキビを治療し、再発を防ぐためのカウンセリングをします。美容皮膚科であれば、ニキビの治療をしながら、ニキビあとや赤み、毛穴のトラブルまで診てもらえます。つまり美容皮膚科は疾患そのものの治療だけではなく、肌の状態をみて美肌までを目指すところが違います。

肌荒れの薬の上手な選び方・使い方

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肌荒れに対処する方法としては大きく3つのアプローチがあります。一つ目は化粧品を見直すことです。自分の肌質に合わせたクレンジングや化粧水を使用することになって改善が見込める場合があります。それでも治らない場合は、肌荒れに関する塗り薬を使用します。ニキビやシミなど肌のあるポイントだけを集中的に治療したい場合は、この塗り薬が効果的です。最後に乾燥肌による赤みや、顔全体に広がるニキビなど肌荒れを治したい場合は、飲み薬で根本的な解決を目指します。

この飲み薬にもいくつかのタイプがあります。一つ目はビタミン剤です。主にビタミンBやビタミンCの摂取が肌には効果があると言われています。日々の生活の中で、野菜をあまり食べられていないなど、栄養バランスが崩れていると感じる場合はビタミン剤で改善が見込めます。その他には肌トラブル別の専門の飲み薬も存在します。例えば、繰り返しできるニキビに悩んでいる場合は、アクネ菌に働き、肌のターンオーバーを促すような薬となります。またシミやそばかすの場合は、メラミンの増殖を抑え、肌を強くする成分を含んでいる薬もあります。このように、自分が今抱えている肌荒れの種類に合わせて、最適な方法を検討すると、効果が出やすくなっています。
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肌荒れの相談

肌荒れの体験談

  • 肌荒れした時は皮膚科へ早く行こう

    肌荒れ・皮膚科

    人間関係のストレスから、30代前に酷い肌荒れを起こしてしまいました。吹き出物が出続けて、消えてはまた出来ての状態でした。そこで思い切って皮膚科で診てもらうことにしました。美容皮膚科だったのですが、先生もやはり年齢的なホルモンバランスの変化とストレスとおっしゃって、とにかくしっかりと洗顔することと、肌のターンオーバーを促進しましょうということでピーリングとイオン導入に数回通いました。 はじめのうち…続きをみる
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    肌荒れ・ストレス

    数年前の春、私はストレスで肌荒れに悩まされました。日頃から肌の状態は良く、ニキビは一切なかったため、当初原因は季節の変わり目によるものだと考えていました。最初、目の周りがかゆくなったとき、季節の変わり目か花粉症思い込んでいたため、そのままひたすらかゆみと赤みが引くのを我慢していました。我慢してもなかなか収まらないかゆみに苛立ちを感じていると、頬、額、顎と広がり、顔全体が熱を持っていきました。皮膚…続きをみる

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