歯ぎしりの症状

歯ぎしりをすることで、歯には大きな力がかかります。

そのため歯がかけたり、詰め物が取れたりすることがあります。

さらにひどくなると、歯が擦り減ってしみるようになったり、痛みが出ることになります。

歯ぎしりは睡眠中に起こることが多く、本来体を休めている睡眠中に顎や歯茎に強い力をかけていることになります。よって筋肉や歯茎にも障害が出やすくなるのです。

さらに歯が擦り減ることでかみ合わせに問題がでて、頭痛肩こりなど全身のバランスが崩れてしまうことがあります。

顎の筋肉が疲労することから耳などにも影響が広がり、ひどくなると目まいや首の痛み、耳鳴りや聴力低下にもつながります。

歯ぎしりの原因

歯ぎしりの主な原因は2つ「ストレス」「アルコール/喫煙/カフェイン」です。

噛み合わせを原因とする説が昔から唱えられていますが、明確な科学的根拠は無く、最近ではその説はほぼ否定されてきています。

ストレスによる歯ぎしり


最大の原因はストレスだと考えられています。人はストレスを感じると、それを排除する行動を無意識に起こします。

歯ぎしりを行うことで、日常で受けた精神的・肉体的ストレスを発散していると言えます。

アルコール/喫煙/カフェインによる歯ぎしり


歯ぎしりの要因として考えられているのが、飲酒・喫煙・カフェインの摂取です。これらも歯ぎしりの症状を、悪化させていてるのではないかと言われています。

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歯ぎしりの予防・治療法

歯ぎしりを予防・治療するにはまずはストレスを軽減することが大切です。

日常からストレス発散の手段をもち、ストレスを溜めないようにしましょう。

また就寝前、就寝時の習慣を変えてみることも効果があります。

・就寝前1時間は、リラックスし、テレビやスマートフォンなどを見ない
・顎やほほの筋肉をほぐすよう、顔のマッサージをする
・枕を低くくして、のどを圧迫しないようにする


歯科医院で最も良く行われる歯ぎしりの治療は「マウスピース」(スプリント)です。

歯ぎしりの起こりやすい睡眠時のみ、ゴム製のやわらかい素材で歯を覆うマウスピースを装着することで、歯ぎしりによる歯の負担を軽減出来ます。