夏が近づき、そろそろ日焼け対策が必要になってきたと感じている方も多くなってきたのではないでしょうか。

 

これから紫外線が更に強くなりますが、日光によってアレルギー反応が起きてしまう「紫外線アレルギー」という症状をご存知ですか?

 

肌荒れと勘違いしたり、紫外線が原因だと気づかずに我慢してしまったりすることもあるそうです。

 

夏に備えて知っておきたいアレルギー対策や注意すべきポイントについて医師に解説していただきました。

 

紫外線アレルギーとは?どんな症状がでるの?

かゆがる女性 

紫外線アレルギーという名前は聞き慣れないかもしれませんが、この症状は日光アレルギーや日光過敏症と呼ばれることもある、日光に含まれる紫外線によるアレルギー症状です。

 

通常では問題ない程度の紫外線を浴びただけでも、皮膚に赤みや腫れ、湿疹やかゆみなどのアレルギー症状が現れ、一度発症してしまうと何度も同じような症状が繰り返されます。

 

この疾患は、2月~4月頃に日焼け対策を十分にできていなかったために、皮膚にかゆみや炎症が出るなどの症状が現れたことによって気づくケースが多いです。

 

 

紫外線アレルギーは日焼けとどう違う?

日焼けした女性

 

日焼けは肌が赤くなったり黒くなったりするような色調の変化が起こりますが、紫外線アレルギーの場合はそれだけではなく、赤み、湿疹、かゆみ、腫れや水ぶくれ、ときにはじんましんのような症状が出ることがあります。

 

また紫外線アレルギーの場合、肌だけではなく目が充血したりまぶたが腫れたりするほか、涙が出たり目に違和感を感じたり、また頭痛吐き気発熱等も見られる場合があります。

 

紫外線アレルギーの原因

紫外線アレルギーの原因は紫外線を大量に浴びることや、ソラレンという日焼けしやすくなる成分を含む食物を摂取した後に日焼けをすることも原因と言われています。

 

その他には、化粧品や内服薬、紫外線アレルギーを起こしやすいタイプの日焼け止め、湿布などの上から日光を浴びることで紫外線アレルギーになることがあります。

 

 

紫外線対策はどうすればよい?

カーテンを閉める女性

 

紫外線は部屋の中にも入ってきてしまうため、室内にいるときも注意し、外出するときには持ち物や日焼け止め薬の塗り方を工夫したりすることが大切です。具体的には以下の点に気を付けてみましょう。

紫外線アレルギーに効果的な対策

・紫外線対策のできるカーテンをつける
・日当たりの良い10時から14時の時間帯の外出を避ける
・遮光できる日傘や洋服を着る
・日焼け止めを2~3時間おきにこまめに塗り直す
・ビタミンC、ビタミンEを多く含む抗酸化作用の強い食品を摂る
・夜はしっかりと睡眠をとり疲れをためない
・ストレスをためない

また、紫外線によるアレルギー症状が起こった場合には自己判断で解決しようとはせず、必ず専門家の受診をして治療を受けましょう。

 

紫外線アレルギーの治療は皮膚科やアレルギー科の受診になります。自己判断による誤った処置によって皮膚の状態がさらに悪化する可能性もありますので注意が必要です。

 

 

最後に竹中先生から一言 

日焼け止めを塗る女性

 

私も以前紫外線アレルギーになり、最初は「なにか首がかぶれたのかな?」と思っていましたが、日に当たったところだけ全て赤くかゆくなってくる症状から紫外線による炎症が考えられました。

 

自分ではしっかりと紫外線対策をしているつもりでも汗を拭く際などに日焼け止めが落ちてしまっていることも少なくありません。

 

日焼け止めの塗り直しが難しいとよくご相談を受けますが、日焼け止めの塗り直しを意識するよりは、お化粧直しの際に日焼け止め効果があるものを使うことで十分といえます。日焼け止め効果のあるものをファンデーションの上に重ねて塗ってみるなど、ひと手間で肌を日焼けから守る効果が期待できますのでぜひ試してみてくださいね。