目の充血めのじゅうけつ

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医師監修

目の充血とは

充血とは、目の疲れや目に異物が入ることによって、白目が赤くなってしまう現象です。鏡をのぞいた時に自分の目がまっ赤になっていて驚いたことは無いでしょうか。パソコンやスマートフォンなどが普及した現代社会において、充血が取れなくて悩んでいる人が多くいます。最近のIT化によってコンピュータを使う仕事の増加、ドライアイや長時間のコンタクトの着用によっても充血がひきおこされています。

症状

目には多くの血管が通っています。充血は目の表面の結膜と呼ばれるうすい膜の近くにある血管が膨張し、全体的に目が赤くなってしまうことを言います。通常血管はとても細いので目立っては見えないのですが、目の疲れによって酸素や栄養を多く運ぼうとして血流量が増え、血管が太くなります。それが外から見ると表面が赤く見える仕組みです。

またアルコールには血流を増やす作用があるので、お酒を飲んだ時に充血がみられることもあります。

充血があるからといって必ずしも病気だということはありませんが、充血は何らかの目のトラブルのサインですので見逃すことの無いようにしましょう。もしも痒みや目やにが多く出るという症状がある場合はアレルギーや結膜炎などの炎症を引き起こしている可能性が疑えます。冬から春にかけての花粉の時期にはアレルギー症状が出ることがあるので注意が必要です。

原因

充血の原因としては、一番多く挙げられるのが目の酷使による疲れ目です。特に近年、パソコンやスマートフォンの長時間の使用で目を酷使する人が増えています。寝不足や目の使い過ぎで休養が十分に出来ない場合に、血中の酸素を多くとろうと血管が膨張し、充血を引き起こします。

充血からは病気も疑えます。目の病気には結膜炎、緑内障、アレルギー性など様々なものがあり、いずれも目の異常のサインとして目が赤くなります。充血が長く続く場合や目に異常を感じる場合は眼下を受診しましょう。

また目の表面にほこりなどがつき、その異物感で目をこすってしまい目が赤くなるという物理的な刺激が原因の場合もあります。コンタクトレンズの異常によってなど、充血の原因は様々ですが、目に影響が出ていることは間違いないので、症状が起こった時は目を休めてあげることが必要です。

予防/治療

予防法としてはまずは目を休めることです。読書やパソコン等で目を酷使してしまった時にはゆっくり睡眠をとるなどして目を休めることが基本になります。簡単にできる方法としては、目をつぶり目頭のつぼを押す、蒸しタオルで目の周りを暖めて血行を良くする、目の洗浄をして異物を洗い流すなどが挙げられます。充血は慢性化することがあるので少しでも目が疲れたなと思った時は遠くを見るなどして、一時的にでも目の休養することが大切です。

充血がひどい時は点眼薬を使うと即効性がありますが、過度の点眼は逆に目に悪影響を及ぼすこともあるので決められた回数を心がけましょう。また刺激のある点眼薬は効きそうな気になりますが、なるべく刺激性の弱い涙の成分に近いものを選びましょう。

充血には精神的ストレスなども原因となることがあるので、ストレスの原因を取り除いて規則的な睡眠や食事をとり、心身共にリラックスが出来れば充血の改善にもなります。

充血の薬の上手な選び方・使い方

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充血は2つのタイプに分けられています。1つは目を使いすぎてしまって疲れから生じてしまう充血で、もう1つが外部から受けた刺激や病気によって炎症が起きてしまうタイプの充血です。

目の疲れからくる充血を抑えるためには血行を良くするように促してくれる成分が含まれているものやピントの調節機能を改善して眼精疲労を回復させてくれる成分が含まれているものを選ぶ方がよいでしょう。また角膜を回復させたり、目の組織の呼吸の回復を促してくれたりといった成分が含まれたものであれば疲れ目になりにくくなるので、眼精疲労の予防にも効果的です。

対して外的な刺激や病気による充血の場合です。外部の刺激が原因であれば、目に入った異物を洗い流してくれるものや紫外線を浴びてしまったことで充血した場合に治療できる成分が含まれた薬を市販のものから選ぶとよいでしょう。病気からくる充血の場合にはアレルギー作用を抑えるクロモグリク酸ナトリウムやかゆみを抑えるクロルフェニラミンマレイン酸塩と呼ばれる成分が含まれているものを選べば治まる場合があります。しかし、病気からくる充血の場合には市販薬では治まらない場合もありますので、その場合は医師に相談しましょう。
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