発熱はつねつ

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医師監修

発熱とは

発熱とは、体温が病気などによって高くなることです。
発熱が起こる場合には、外界から体内に菌という病原体が侵入したことによるものが少なくありません。それを感染といいます。
身体は熱を出すことで侵入した病原体を殺菌しています。身体を守ろうとする正常な働きで、免疫というメカニズムが働いた結果です。
また熱がでている時の水分補給は普段以上に脱水に気を付けて行うべきだともいわれています。発熱時には適度な体温調節が必要であるとされています。

症状

人の平熱体温は36.5~37度前後が最も多いです。(もちろん個人差はあります。)発熱とは平熱の状態よりも体温が正常より高くなった状態です。脳の中の視床下部と呼ばれる部分の体温調節中枢が異常を起こすために起こり、熱生産と放散の平衡が乱れて症状が出てきます。

熱がある状態は、体のどこかに炎症を起こしその反応で症状が出ることが多いです。微熱の場合は、症状の度合いが穏やかであり、高熱の場合は症状が急激に発生、強い度合いで出てくることが多いです。

発熱の症状には3段階あります。
1.発熱するまでは全身に寒気を感じる
2.熱が上がりきってしまうと今度は体が熱くなる。
 その熱を放散しようと発汗をし始める。
3.熱が下がると発汗も治まる。

発熱の症状には、体温が高くなることに加え、以下のような症状が出ます。
・体のだるさ、全身倦怠感
関節痛筋肉痛
・頭がボーっとする、思考能力の低下
頭痛

一般的に上がった体温の状態により微熱や中等度熱、高熱の種類に分けられます。
微熱  :37.0~37.9度
中等度熱:38.0~38.9度、
高熱状態:39.0度以上

★発熱を伴う病気の例
風邪
インフルエンザ
肺炎

・肺炎
肺炎を起こしていると、発熱に加えて咳も長く続きますが、咳が少ない肺炎もあるので、4日以上発熱が続くようだと胸部レントゲンなどの検査が必要です。肺炎は高齢者の方が多く発症されると思われがちですが、小さい子供や大人でも発症する病気なので注意が必要です。肺炎の重症度によっては入院が必要な場合もありますが、あまり症状が重くない場合は薬物療法が主流で、外来診療で済むことが多いです。
急性腎盂炎
喉の痛みがなく若い女性で、39度近い高熱が続く場合が疑われます。
・菊地病やEBV感染症
若い人の頸部リンパ節の腫れや扁桃炎がある場合。
川崎病
小さい子供の高熱、そして比較的大きな頸部リンパ節の腫れがある場合。

このように発熱が続くだけではなくそれぞれの病気で症状が異なっていたり、年齢や性別によっても疑われる病気が変わってきます。4日以上熱が続く場合は速やかに医師の診断を受けると良いでしょう。

原因

発熱とは体温が上昇した状態のことを指します。
体温のコントロールは、通常は脳内の視索前野や視床下部にある体温調節中枢が一定の温度になるように働いて行われています。このはたらきがさまざまな要因によって阻害されることが原因で発熱は起こります。

体温コントロールのはたらきが阻害される原因はいくつかあります。
●免疫系が活発になる
代表的なものの一つは感染によって免疫系が活発になることで引き起こされるものです。体内に入り込んだ細菌の増殖を抑えるために熱を発したり、体温の上昇によってその免疫系を活発化させるために自律的に発熱するのです。
そのため、むやみに解熱剤などで体温を下げてしまうことによって侵入した細菌の増殖を助けてしまう場合があるため自律的なものかどうかの判断は重要です。体がウイルスを退治する機能を発揮している証拠として熱が出るのです。

●ストレス
極度に緊張したり、ケンカをするなどの「精神活動」や、介護で疲れている・残業が続くなどの「慢性的なストレス」状況で解熱剤が効かない場合はストレス性の発熱が疑われます。これはストレスによって自律神経が正常に働かなくなることで体温調節中枢の機能が常時低下してしまうことが原因だと考えられています。治療法としては「生活指導」「薬物療法」「自律訓練法などのリラクセーショントレーニング」「心理療法」などがあり、ストレスによって生じている身体的・精神的な疾患の治療と組み合わせて行われます。発熱した原因が「風邪によるものか」「ストレスによるものか」は自分で大よそ判断できることではないでしょうか?ストレス性の発熱の場合は、原因が特定されないと発熱が繰り返すことも多いです。熱がある状態が続くということは、体に大きな負担をかけていることになります。いつも以上に休息をとったり、睡眠時間をしっかりと確保するなどの対策が必要です。「精神活動」による発熱の場合は、ストレスがなくなると熱が下がることもありますが、ストレス性発熱は微熱が続くことがあります。その場合は内科などで熱の原因を調べてもらうなど、早めに医療機関を受診しましょう。

熱が出た時には、その症状を引き起こしている原因が感染によるものかストレス性かの判断をまず行う必要があります。

予防/治療法

≪予防≫
●手洗い・うがい・マスク
発熱は、風邪や胃腸炎から発症する事があり細菌を体に取り込んでから発症する事が多いです。予防方法として、家に帰ったら手洗いうがいをして、普段からマスクを付けているだけでも十分な予防をすることができます。

●適度にリフレッシュ
疲れから発症する事も多くあり、体を定期的にリフレッシュさせると言う事も予防方法の一つでもあります。


≪発熱した時の対処法≫
病院で行っている治療では、確実に症状を抑えることができるために利用すると便利ですが、自分でも十分改善の余地があるために症状によって病院で治療するか否か決めるのも一つの方法です。

●自分で治すには・・・
発熱は、症状によって治療が変わってきます。
まずは適度な栄養と汗をかいて熱を蒸発させるようにしましょう。発熱を発症したらまず水分を大量にとり、汗をかくことで体外に水を出して体温調節を行いましょう。
風邪などでは、病院に行かなくても発熱シートを付けることによって改善することができます。

胃腸炎の場合・・・
胃腸炎から来ている場合には、最近が体にいるために死滅させることから始まります。抗生物質を服用する事によって治療を行っていくわけですが、不十分な場合には点滴をする事によって改善することができます。
胃腸炎について詳しく見る

発熱切り出し分

症状
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■38度以上の熱が続く場合は肺炎に注意
38度以上の熱が出てしまった場合に気をつけなければならないのが、経過の観察です。風邪などの一般的な症状であれば、1日か2日程度で治りますが、38度以上の熱が4日以上続く様であれば、深刻な病気の予兆となっている可能性があると考える必要があります。高熱と咳が止まらないという様な症状がある場合には、肺炎を発症している可能性があります。肺炎は年齢関係なく発症する病気なので、子供から高齢者まで注意が必要です。肺炎以外にも38度以上の熱が継続する場合には急性腎盂炎急性肝炎などの病気を発症している疑いがあるので、熱が引かないという方は深刻な病気の可能性も視野に入れ、早めに検査をした方が良いでしょう。


■子どもの発熱と発疹を引き起こす病気とは?
子供の発熱と発疹を引き起こす病気として、まず2歳未満の乳幼児が罹る事の多い「突発性発疹」があります。急な38~39℃台の高熱が3~4日間が続き、熱が下がると全身に発疹が出ることが見られます。突発性発疹の原因となるウイルスは、 HHV6型とHHV7型の2種類あり、2回かかる子供もいます。また、「麻疹」は高熱が3~4日間続き、いったん下がった後全身に発疹が出現します。「風疹」は発熱と発疹がほぼ同時に現れ3日間ぐらいで両方とも治まります。「水痘」は全身に虫刺されのような水をもった発疹が出ますが、熱がないこともあります。「川崎病」は高熱が続いた後に発疹が出て、目が充血して唇や舌が赤くなり、手のひらや足のうらが赤く腫れ、リンパ節が腫れます。

■子供の急な発熱について
赤ちゃんや小さな子どもはよく急な発熱をすることがあります。しかし、自分で症状を説明することが出来ないため、医療機関を受診するかどうかは、周囲の大人が決めなければなりません。ですから、受診の目安や処置をあらかじめ知っておけば慌てずに済みます。まず、普段からよく子どもの様子を観察し、いつもと違う様子があるかをチェックします。乳児の場合は持続的に38度を超えて発熱している時は何らかの病気にかかっていると判断します。月齢が3~4カ月の場合は、命にかかわることもありうるので、すぐ医療機関で受診する必要があります。6カ月前後の場合は初めての発熱であればすぐに受診してもよいのですが、翌朝の受診でも大丈夫です。6カ月以上になれば、熱だけで、ぐったりしていなければすぐに受診する必要はないと考えられ、1~2日様子を見てみるとよいでしょう。母乳やミルクを飲めて、赤ちゃんの機嫌がよいかどうかがポイントです。

■子供の発熱で注意すべきポイント
子供が発熱した時には体温チェックも重要ですが、発熱以外の症状もよく観察して対処する必要があります。発熱しても水分や食事が摂れていて、顔色も悪くなく普通に睡眠できている時は、あわてて救急診療を受ける必要はありません。発熱が夜間であっても様子を見て、通常診療時間に小児科等を受診しましょう。ただし、水分補給はしっかりと行うようにしてください。すぐに救急診療を受けないと危険なケースとしては、意識がおかしい、ぐったりしている、けいれんを起こしている、下痢や嘔吐を繰り返しているなどの症状が出ている時です。また、呼吸がおかしく苦しそうで胸がペコペコと窪む場合は、喘息等により酸素不足になっている可能性もありますので、すぐに救急診療を受けましょう。そして、生後3カ月以下の赤ちゃんが38度以上の熱がある場合も、すぐに救急診療を受けてください。

■子供の発熱は写真とメモをで記録
子供の発熱は、一般的に37.5~38.0度以上からを指します。子供の場合は外気や服装によっても体温が左右されやすく注意が必要です。体温が高くても元気に普段通りに生活している場合は、慌てずに服装なども含め全身状態を観察してみましょう。発熱に関連している病気は様々で、発疹を伴うものもあります。発疹自体も種類があるため病気を特定するためにとても重要です。発疹は伝搬性のものもあるため、医療機関に受診することをお勧めします。そのときに重要なことは、発疹や発熱がいつ出始めたのか、広がっているのかなど詳しく医師へ聞かれる場合があるため覚えている必要があります。発疹の状況などは説明しづらいため写真を撮っておくと便利です。発熱には様々な病気が隠れている場合があるので、注意して観察しましょう。

■妊娠初期症状の突然の発熱
妊娠初期には、熱っぽさを感じることがあります。妊娠すると、受精卵の成長を促すために「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」というホルモンが分泌されます。このホルモンが黄体ホルモンの分泌を促進しますが、黄体ホルモンは体温を上げる働きがあるため、発熱したと感じることがあるのです。微熱状態が3週間ほど持続しますが、妊娠初期特有の症状であり、その後、平熱に戻るため特に身体に問題はありません。しかし、この時期は体内のバランスが崩れ、風邪を引きやすくなっています。妊娠による熱は37度台がほとんどですが、38度近くまで発熱した場合は風邪などの疾患の恐れがあるため、病院で検査を受けましょう。この時自己判断で市販薬を飲むと、胎児に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

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原因
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■ストレスが原因の発熱について
大人の急な発熱には、自律神経の乱れからの発熱があります。自律神経が乱れるのはストレスが原因になっていることが多く、交感神経の働きが狂って過剰になることで発熱が起こるのです。この時は37度前半の微熱が出ることがほとんどで、高熱は滅多に出ることはありません。自律神経の乱れの場合は解熱剤を飲んでも下がることがなかったり、医師の検査でも異常が見つからない場合に判断できます。この時の発熱は1日で治まることもありますが、数日間続くこともよくあり、まれに高熱が続く場合もあります。何日間も続く場合は、何がストレスになっているのかを知るために病院で診察を受けてみると良いです。かかりつけの内科でも簡単な診察なら受けられますが、発熱以外にも症状があれば心療内科の受診をする方が専門的な治療が可能です。

ストレスによる発熱は、病院では「異常なし」と診察されることも多いようです。炎症を伴わない体温上昇なので、画像検査でも血液検査でも異常が見つからないのです。このストレス性の発熱には高熱タイプと微熱タイプがあります。また、高温と微熱が合併するタイプもあります。高熱が出る場合は授業、仕事や緊張、プレッシャーがかかる場面で出やすく、原因のストレスが解決しないと何度も繰り返すケースが多いです。微熱の場合は残業などの疲労や、悩みを抱えているなど、慢性的なストレスが続いている場合に37℃程度の微熱が続く症状で、ストレスの原因が解決しても続くケースもあります。


■首の痛みがある場合は髄膜炎に注意
頭痛発熱を感じ、さらに首の痛みや硬直を伴う場合には、髄膜炎という病気である可能性があります。髄膜とは脳や脊髄を保護する役割のある膜のことで、そこに細菌やウイルスが感染して炎症を起こしている状態が髄膜炎です。髄膜炎は、細菌性髄膜炎と無菌性(ウイルス性)髄膜炎の二つに大別することができ、その大半が無菌性で充分な栄養と休養で自然に症状が軽くなるとされていますが、細菌性の場合には早急に医療機関で処置を受ける必要があります。頭痛・発熱・嘔吐の3つが代表的な兆候ですが、他の疾患と見分けるための特徴的な症状として、首の痛みや硬直が挙げられます。首の後ろが硬くなって動かせなかったり、動かすと強い痛みが生じる場合には、髄膜炎の可能性が高くなります。髄膜炎は総じて抵抗力の低い子どもに多い病気ですが、大人でも抵抗力が下がっている時には注意が必要です。特に乳幼児などが感染した場合には発達の遅れが生じたり、障がいが残る可能性があるため、早めの治療が肝心です。

■腰痛がある場合は急性腎盂腎炎の可能性も
通常は腰が痛いといえばぎっくり腰など、背骨やその周りにある椎間板や筋肉から来る痛みを想定しがちですが、腰痛に発熱を伴った場合には他の病気も念頭におく必要があります。腰痛のある発熱で最も多いのが急性腎盂腎炎です。腎臓は左右に1つずつある臓器で、腰骨より少し高い位置に存在しています。腎盂腎炎では腎臓の周りを包んでいる被膜に炎症が及ぶことによって強い痛みを感じるようになります。痛みの部位としては腎臓のある、やや中心から離れた場所でもっとも痛みが強いという特徴があり、ひどい場合には軽く叩いただけで飛び上がるぐらい痛いこともあります。一方で腰痛を伴う発熱が長引く場合には脊椎カリエス化膿性脊椎炎など、背骨自体の炎症を考慮する必要があります。

■腹痛を伴う発熱の場合
発熱と腹痛が同時に起こる病気はたくさんありますが、原因を考える上で重要な決め手が2つあります。

1.お腹のどの部分に痛みを感じるか
お腹の中の病気は痛みの部位によってある程度推測できます。右の脇腹から肋骨の下にかけて痛み、発熱を伴う場合には胆嚢炎胆管炎といった病気を考えるべきです。一方で、右下腹部が痛む場合には虫垂炎の可能性が考えられます。また、右の脇腹から背中にかけての鈍痛の場合には腎盂腎炎かもしれません。

2.下痢などの症状もあるか
下痢や嘔吐を伴う場合には、ウイルス性胃腸炎の可能性を考慮に入れる必要があります。

■喉の痛みがひどい場合は溶連菌の疑い
一般的に38度の熱が出て、喉が痛いと言えば誰もが普通の風邪を連想するでしょう。風邪のほとんどはウイルスが原因で、インフルエンザを除けば特効薬がないものの数日から一週間程度で自然によくなるという特徴があります。ところが、通常の風邪においてみられる鼻水や咳が目立たないにも関わらず、喉の痛みが強い場合には溶連菌感染症を念頭に置く必要があります。溶連菌感染症の特徴としては、通常のウイルスによる風邪と違い、自然にはなかなかよくならないという点が挙げられます。また、溶連菌感染症の本当の恐ろしさは全身に合併症を引き起こす可能性があるという点にあります。溶連菌感染症を発症した後に、リウマチ熱という心臓の病気や糸球体腎炎という腎臓の病気を発症することもあるのです。

■吐き気を伴う発熱
発熱に吐き気が伴う場合、内臓疾患が原因となっている可能性があります。主なものとしては、急性胃炎があります。ストレス過食食中毒、細菌の感染などで生じる疾患で、安静にしていれば自然治癒することが多いです。また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍がもたらす腹膜炎虫垂炎腸閉塞でも、熱や吐き気が起こります。重症化する可能性があるため、病院で処置を行う必要があります。胃腸以外の病気では、急性肝炎などの肝臓疾患、胆石症などの胆のう疾患、また膵臓の疾患の場合もあります。いずれも症状の程度に応じた適切な処置が必要なため、自己判断せず医師に相談することが大切です。

■吐き気とめまいを伴う発熱の場合
吐き気とめまいが伴う発熱の場合は、自律神経のバランスが崩れていること、日頃のストレスが溜まっていることなどが考えられます。普段と違う感じの吐き気や、慢性的な吐き気の場合は1度病院で検査を受けましょう。頻繁に吐き気が続く場合には、自律神経失調症も疑われます。これは、過労など日頃の生活の無理がたたってストレスが溜まったり、生活が乱たりすることによって起こります。過度の仕事やストレスによって、常に身体が緊張状態だと、吐き気を起こして発熱に繋がる場合があるのです。また、胃腸の調子が悪くなり吐き気を感じる事もあるでしょう。この場合、1日3回のバランスの良い食事が取れずに栄養不足の状態も考えられます。いずれにしても、早め早めの対応が大切です。

■頭痛・鼻血を伴う発熱
頭痛・鼻血・発熱は、それぞれ単独での症状であれば、焦ったり、気にしたりすることはありません。しかし、症状が併発した場合は重い疾患の可能性がありますので、病院で受診するなど早急に調べる必要があります。発熱、頭痛、鼻血が同時に起きる症状として考えられるのが白血病です。白血病は正常な白血球を作れなくなってしまう病気で、3つの症状以外にも内出血貧血、リンパ節の腫れ、歯茎からの出血、関節痛、嘔吐などの症状があらわれます。放置すると死亡する恐れもあるので、白血病と診断されれば、早急に治療を受ける必要があります。

■急な発熱と悪寒を感じたら
急な発熱と悪寒の症状で考えられるのはウイルスや細菌への感染です。代表的な疾患は、風邪、インフルエンザ、肺炎などです。いずれの場合も、多くは発熱の初期に悪寒を感じます。風邪の場合は、くしゃみ喉の痛みなどの症状が主であることが多く、一時的に悪寒や発熱を感じても重症化することは少ないです。インフルエンザは、最初に悪寒と発熱を起こすことが特徴で、40℃以上の高熱を出すこともあります。徐々に風邪に似た症状もあらわれ、5~7日で快方に向かいます。また、風邪やインフルエンザをこじらせた場合に発症リスクが高まるのが肺炎です。肺にウイルスや細菌が侵入して炎症を起こし、悪寒を伴う38℃以上の高熱が1週間程続きます。免疫力の低い高齢者や子供にとっては命に関わる場合もあるので、適切な処置が必要です。そのほか感染症以外でも膠原病、薬の副作用、アレルギー、内分泌疾患、脳疾患、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患でも発熱することがあるので、覚えておきましょう。

■発熱を伴う「食中毒」
発熱を伴う「食中毒」は、食中毒の原因となる細菌、ウイルス、有害物質などが体内に侵入することなどで症状が生じます。原因によって、症状は発症時期はばらつきがあります。代表的なサルモネラ菌は、生の肉や魚に付着しており、食後6時間〜2日ほどで発熱の他に腹痛、吐き気、下痢、頭痛などがあらわれます。発熱を伴う食中毒の原因は、他に腸炎ビブリオ菌、ノロウイルスなど様々な原因菌があります。

■嘔吐・水下痢を伴う発熱
嘔吐や水下痢を伴う場合の発熱は、比較的高熱ではなく37〜38度程度ですが、嘔吐と下痢の頻度が非常に高くなるととてもつらいものです。初めのうちは体の中の消化物が出ますので固形であったり色がついていますが、数を重ねるにつれて透明になります。こういう場合は食中毒のノロウイルス、カンピロバクターサルモネラ菌などが疑われます。対策としては、とにかく外に排出して脱水症状にならないようにイオン水などを摂取することです。食事ができない場合は点滴で補てんします。あとは、安静に休んで2日後に回復するかによってその後の対応が変わります。
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