倦怠感・体のだるさの症状

具体例としては

・体が重く感じる
・頭がボーっとする
・やる気が起きない
・無表情になる
・立ち上がることがしんどく、横になったり座っていることが増える


などがあります。また、吐き気や頭痛を伴う場合もあります。

人によって程度は違いますが、こうした症状が長く続くと生活に支障が生じます。通院や服薬の必要性が出てくることがあります。

倦怠感・体のだるさの原因

生活習慣や睡眠サイクル


生活習慣や睡眠時間などが関係してくる場合が多いです。

ファストフードばかりを利用していたり、睡眠時間を極度に削っていたりする人に見られ、常に体がだるいと感じる人がいます。

また、朝から晩まで働いていて、過労で体がだるいと感じる人もいます。

心身が疲れると症状が起きやすくなるので適度に休みを取ることが必要です。

季節の変化や天候


季節の変わり目や天候の変化、気圧の変化などによっても倦怠感を感じる人も少なくありません。

病気


風邪による発熱など、特定の病気による症状としてだるさを感じることはありますが、これは一時的なものです。

長引く場合は、自律神経失調症うつ病適応障害といったこころの病気の可能性もあります。

これらは誰にでもかかる可能性のある病気です。症状が長引くようであれば受診してみましょう。

倦怠感・体のだるさの治療法

セルフケア


体がだるいと感じたらすぐに体を休めるための予防策が必要となってきます。

睡眠時間を長くしてみたり、生活習慣に気をつけたりすることも予防に繋がる場合もあります。

体は、自分が思っている以上に疲れていることも少なくないのです。常日頃から自分の体をいたわって大切にする習慣をつけましょう。

病気の治療


病気が原因の場合は、その病気ごとの治療を行っていきます。

こころの病気では、対症療法として薬を服用しつつ、生活習慣の改善や環境改善、自分の考え方の偏りを整えていく認知行動療法などが用いられます。