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血尿けつにょう

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様々な症状
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医師監修

血尿とは

血尿とは、尿に血液が混じっている状態を指します。腎臓から尿管や膀胱、尿道、男性であれば前立腺までのどこかに異常が生じたことが原因で出現します。

放置すると、血尿の原因となる病気が悪化したり、血液の塊が尿路を塞ぐことで尿の排出が困難になったりすることもあります。目に見えて血尿が出た場合は、泌尿器科などを受診しましょう。

血尿の症状

目で見てわかるほど尿に血液が混じり、赤色となっている状態を肉眼的血尿と言います。5段階で血尿の程度を示すことができます。

それに対し、尿沈渣検査によって赤血球が検出される顕微鏡的血尿があります。これは見た目ではわからないため、自覚していないことがほとんどです。

その他に原因となる尿路の問題により、さまざまな症状が引き起こされます。尿道や膀胱に原因がある場合は、排尿困難感、排尿時痛、腹部膨満感、腹痛などが現れます。腎臓に原因がある場合は、背部痛といった下腹部の随伴症状もみられることがあります。

感染症が原因の場合は、発熱、倦怠感も出現します。また、尿中の血液が濃い場合は、血液が凝固し尿路を閉塞させることで、尿閉を起こすこともあります。

血尿の原因

血尿は、腎臓、尿管、膀胱、尿道、男性の場合は前立腺も含むいずれかの異常によって起こります。

その異常とは、泌尿器のがんや結石、感染による炎症、腎疾患などです。これらの病気を特定するためには、腎臓内科または泌尿器科を受診し、尿沈渣検査や尿培養、膀胱鏡検査、超音波検査、血管造影などの検査を受ける必要があります。

また、病気の他には手術や交通事故など、外傷により血尿が出ることもあります。原因が特定できないこともありますが、後に腫瘍が見つかるといったことがあるため、経過観察が必要です。

血尿の治療

血尿の原因を確定させ、その原因に応じた治療を行います。

血尿の予防

血尿を予防するためには、定期的に健康診断を受けて、原因となる病気の予防に努めることが大切です。

水分補給


結石に対しては、水分不足に気を付けることが大事です。1日の尿量が1000 ml以下になると結石ができやすいと言われています。そのため、食事からの水分摂取のほかに、毎日2000 ml以上は水を飲むことが望ましいと言われています。

陰部を清潔に保つ


泌尿器の感染症に対しては、陰部を清潔に保つことが大切です。特に女性の場合は尿道口と肛門が近く、尿道も男性に比べて短いため尿路感染症のリスクが高くなります。
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