鼻血の症状

鼻から出血することを指します。鼻は入口付近が特に傷つきやすく、鼻血が起きやすいといわれています。

多くの場合は、鼻の付け根のほうをつまんで圧迫することで、数分で止血します。

子どもは大人に比べると鼻血が出ることが多いですが、止血処置をして止まるようであればそれほど問題ではありません。

止血しても鼻血が出続ける、何度も鼻血を繰り返すという場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

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鼻血の原因

鼻血は、鼻腔内の「キーゼルバッハ」と呼ばれる部位からの出血が多いです。鼻の入り口からわずかに中に入ったところにあり、多数の毛細血管がある場所です。

キーゼルバッハは血管が見えるほど粘膜が薄く、少し刺激するだけで血管が切れて鼻血が出てしまいます。

直接の刺激でなくても、入浴後などに血行がよくなりすぎても血管が切れることもあります。

また、血液をサラサラにする薬を飲んでいると鼻血が止まりにくくなります。

止血しても血がなかなか止まらなかったり、特にきっかけなく多量の鼻血が高頻度で出たりする場合は、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。

一度耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。動脈硬化高血圧、肝臓や血液の病気などが挙げられます。

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鼻血の治療

鼻血は、鼻の粘膜が炎症などで弱っていると出やすくなります。アレルギー性鼻炎などがある場合はその治療をしっかり行いましょう。内服薬やレーザー治療などを行います。

また、気になって鼻を触ってしまうことで鼻血がでやすくなるため、触らないことも大切です。

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