歯痛しつう

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様々な症状
歯・歯肉の病気
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医師監修

歯痛とは

さまざまな原因によって、歯に痛みを感じる症状のことを「歯痛」と呼びます。歯痛を起こすことによって、頭痛を引き起こすもあります。

肩こりやストレスなどが歯痛の原因になることもあります。原因の中でも特に多いのは、虫歯の進行によるものです。虫歯は、歯がミュータンス菌の出す酸により溶かされることで起こります。穴が開き、虫歯になった歯は自然治癒しないため、歯科医院での適切な処置が必要となります。

歯痛の原因

虫歯


虫歯は、口の中の細菌のひとつである「ミュータンス菌」が食べ物の中の糖分を餌にして酸を出すことで起こります。この酸が、歯の表面のエナメル質を溶かし、穴が開いてしまった状態を虫歯と呼びます。

初期の虫歯だと、あまり痛むことはありません。しかし、冷たいものや甘いものを食べたり飲んだりしたときにツンとしたしみるような痛みを感じます。やがて徐々に進行し、神経まで虫歯が進行してしまうと、何もしなくてもズキズキとした痛みを感じるようになります。

かみ合わせ


噛み合わせが原因で起こる歯痛もあります。歯の中で、強く噛み合う歯があると、その歯には強い力がかかります。特に、就寝時の歯ぎしりや食いしばりで、強く当たってしまいます。そうすると、その歯は噛んだときに痛みを感じるようになります。

歯ぎしりは、眠っているときに無意識にすることがあります。食いしばりは、就寝時だけではなく、重い物を持ち上げたり、スポーツなどで瞬発的に力を使うときにすることがあります。

その他原因


・知覚過敏
・歯周病
・歯肉炎
・歯が欠けて神経が見えてしまう
・歯ぎしり
・ストレス
・肩こり など

歯痛の予防

口内環境を整える


歯痛の予防で大切なのは、口の中の環境を整えることです。そのためにも、歯科で定期的に口の中の掃除をしてもらうとよいでしょう。虫歯ができてしまっても、定期的に通院していると早期発見・早期治療が可能です。

また、ダラダラと食べたり飲んだりするのはよくありません。特に小さな子どもは、食べる時間を決めて、ダラダラ食いの習慣がつかないようにしましょう。

噛みあわせを調整する


力仕事や、スポーツをする方は、食いしばりによる歯痛予防のために、マウスピースを利用するとよいでしょう。噛み合わせが気になるときは、虫歯になっていなくても矯正歯科などで相談することをおすすめします。

子どもの歯痛予防

虫歯を防ぐために、適切なブラッシング(歯磨き)も重要なポイントです。歯と歯の間や、歯と歯茎の境目は、特に磨き残しがちな部分です。意識して磨くように教えましょう。

仕上げ磨きも大切です。可能であれば、乳歯がすべて永久歯に生え変わるまで、仕上げ磨きを続けてください。生え変わりの途中の歯磨きは、難しいです。生えてくるときの永久歯は虫歯になりやすいため、ぜひ注意して歯磨きをするようにしましょう。

歯痛の薬の上手な選び方・使い方

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急な歯痛の症状が現れたとき、薬を用いることで痛みを緩和することができます。歯痛は、虫歯によるもの、歯茎の炎症、腫れに伴うものなど様々ですが、対処療法に終始してしまう可能性もあります。適切な医療機関を受診し、歯科医師の判断のもと、症状に適合した薬を用いることが大切です。激しい歯痛の場合は、歯の神経部を含めて炎症が起きて、痛みを引き起こしている可能性があります。痛みを引き起こす成分を阻害する働きのある薬を用いることで症状が緩和される可能性があります。この薬は歯痛の他、解熱作用、炎症鎮静の効果が高く、即効性がありますので高い効果が期待できます。また胃腸薬の中には、滅菌効果が高く、歯痛を引き起こす菌や歯茎を消毒することにより、痛みの緩和をはかるタイプの薬もあります。この薬を用いる場合は、虫歯の患部に薬を詰め、痛みの鎮静化を試みます。比較的小さく、初期の虫歯に効果を発揮しますが、虫歯、歯痛の程度が激しい場合は、即効性も低くあまり効果がありません。さらに歯痛専用の塗り薬も存在します。このタイプの薬は、脱脂綿等に適量浸し、痛みをもたらしている歯に直接散布、塗りつけるというものです。高い鎮静効果を発揮し、持続性も認められています。薬を用いて一時的に症状が緩和しても、歯痛の根本原因を探ることにはなりません。歯痛を薬によって抑制したのち、適切な治療を行うことで、再度痛みを引き起こさないことが大切です。
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