医師監修

糖尿病とは

糖尿病とは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが十分でないために血中のブドウ糖がきちんと使われず血糖値が高くなる病気をいいます。2型糖尿病が生活習慣病との関連で有名ですが、主に自己免疫などによって膵臓のインスリンを分泌する細胞が死んでしまい、インスリンが作られなくなる1型糖尿病や妊娠糖尿病、他の病気にともなうものなどいくつもの種類があります。口渇や多尿、体重減少などの症状が見られます。

糖尿病の症状

疲れている中年男性
糖尿病は尿検査で尿の中の血糖値を計って調べることができますが、初期の頃はあまり自覚症状がなく見過ごしがちです。また、大きく分けて「I型」と「II型」の二つのタイプがありますが、どちらも病状が重くなると、「多飲多尿」といい尿が多くなり喉が渇きやすい、体重が減ったり痩せてくる、疲れやすい、などが共通の症状です。
  
ただし症状の出方には個人差はあります。症状が比較的緩やかに現れる、「II型」の場合は、目のかすみ、手足の感覚の麻痺、ED、空腹感の持続、感染症に罹りやすいなどの症状も出てくる場合があります。「I型」は、突然発症することが多い傾向にあります。

●足がつるという症状
足がつる原因は、詳しくはわかっていませんが、筋肉疲労、血行不良、体内のミネラルのバランスの乱れなどが原因になると言われています。ミネラルは筋肉や神経の動きを調節します。ミネラルのバランスが乱れると、筋肉の痙攣が起こりやすくなります。糖尿病の場合は、血糖が高くなることにより血行が悪くなっていること、神経障害の影響が考えられます。神経障害は末梢神経と自律神経の働きを悪くし、手足のしびれや麻痺、筋肉の萎縮を引き起こすのです。そして、自律神経が正常に機能しなくなることによって電解質異常が起こり、ミネラルのバランスが乱れ、筋肉の痙攣を引き起こし、足がつる症状が起きやすくなります。

●食後の異常な眠気
あくびをするサラリーマン
・グルコーススパイク
食後に出現する過度の眠気は、血糖値が急激に変化する「グルコーススパイク」が原因とされます。グルコーススパイクは、覚醒作用のある脳内ホルモンの一つ、オレキシンの分泌に深く関わっています。例えば、朝食を抜いて血糖値が低い時に、昼食として炭水化物などGI値の高い物を大量に摂取すると急激な血糖値の上昇が見られます。血糖値の高い状態ではオレキシンの分泌がストップするため、眠気をもよおします。また、膵臓からインスリンが分泌されることで血糖値が低下しますが、急激な低下は軽度の低血糖症状を誘発するため、頭痛や眠気などの症状が現れます。グルコーススパイクは健康な人でも起こりえますが、インスリンの分泌量が少ない人は食後の血糖値の低下が緩やかなため、オレキシンが分泌されにくいことから眠気を感じやすいと言えます。

・糖尿病予備軍の可能性
人の体は、炭水化物や糖類を多く摂取すると血糖値が急激に上昇し、血糖値を下げるために膵臓(すいぞう)から大量のインスリンが分泌され、血糖値は急激に下がります。こうした急激な血糖値の変化によって、眠気の症状が出ます。糖尿病の場合、インスリンの分泌が不足していたり、十分に作用しないため、高い血糖値からの回復が遅くなり、眠気の状態が続くことが考えられます。また、糖尿病の治療を行っている人の中には、糖質を摂取したことにより、低血糖の状態になる場合があります。糖質を摂るとインスリンを過剰に分泌し、血糖値を通常よりも低下させてしまうことで眠気を引き起こしてしまう可能性があるのです。また、膵臓の働きが弱くなっていても、インスリンの量をコントロールできなくなってしまいます。膵臓が弱っている糖尿病予備群は、健常者に比べインスリンの分泌量が少ないという特徴があるため、食後に眠気を催すことが多い人は注意が必要です。

●妊娠糖尿病
妊婦
糖尿病には多くの種類があり、女性特有の糖尿病として妊娠糖尿病があります。妊娠に対応した身体の変化により血糖値を低下させるホルモンであるインスリンが効きにくい状態になることがあり、母体のみならず胎児への影響もあります。母体では妊娠高血圧症候群、尿路感染症、羊水過多症などがあらわれる可能性があるため、早急な対応が必要になります。また、治療薬においても女性にあらわれやすい副作用が出る薬もあります。インスリンの感受性を高める作用を有するピオグリタゾンは副作用に浮腫(むくみ)がありますが、やはり男性よりも女性に発現しやすく、少量から投与を開始するなどの対応が行われます。

●糖尿病で足が痛い人場合
糖尿病の合併症の一つに、糖尿病性神経障害があります。血糖値の高い状態が長期にわたると発症する可能性がある合併症で、手足のしびれや痛みを伴うことがあります。さらに悪化した場合、足に潰瘍できたり壊死したりして足の切断を余儀なくされることもあります。しびれや痛みを伴う場合、きちんと受診し、糖尿病による症状か否か診断を受けましょう。

●糖尿病で痛みを感じない足の症状
糖尿病によって血糖値が高い状態が長く続くと、特に影響を受けやすいのが心臓から足に向かって血液を送っている動脈です。動脈硬化を起こすことによって動脈の血管の中が狭くなり、血の巡りが悪くなります。特に指先などの循環不良になりやすい場所が酸欠状態になり、指先の皮膚や皮下脂肪、筋肉などの細胞が腐って黒く変色してしまいます。通常は強い痛みを感じるはずなのですが、糖尿病の場合、末梢神経障害といって痛みを感じる神経自体がダメージを受けるため、痛みを感じないという特徴もあります。

●糖尿病で足がむくむのは合併症「糖尿病性腎症」
糖尿病は様々な合併症を引き起こします。もし、糖尿病で足がむくんでいたら、合併症である「糖尿病性腎症」の可能性があります。糖尿病性腎症は、血糖値が高い状態が続くことにより、腎臓の糸球体が破壊され、ろ過機能が急激に低下していく症状です。腎臓は血液をろ過して老廃物や塩分を尿として体外へ排出する働きがありますが、この機能が低下することにより、血液内の塩分や老廃物が増加し、足がむくみます。糖尿病性腎症になると最悪の場合、人工透析を受けることとなります。そうならないためにも、糖尿病と診断された方は、担当医の指示に基づいて治療を継続することが大切です。もし、糖尿病の人が足あしのむくみを感じた場合、早急に医療機関を受診してください。

●糖尿病の合併症・白内障
男性の目
白内障は眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気で、視界が絶えず白っぽくかすんで見えたり、夜間にライトの光を眩しく感じたりします。白内障の原因の多くは加齢によるものですが、糖尿病が原因で発症する場合もあります。糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、水晶体内の水分とたんぱく質が白く濁って光が乱反射を起こすようになるからです。白内障は一度発症すると薬で治すことはできないため、薬で進行を抑制するか、手術を行うことになります。ただ、血糖値が高い状態だと感染症や合併症を起こしやすくなるため、糖尿病患者の場合、手術を行うにはまず血糖値を下げなければなりません。そのため治療が遅れ、結果的に白内障が進行してしまう場合もあります。

●糖尿病による合併症が起こる順番
糖尿病の合併症はいくつかのパターンがあり、発症する順番はおおむね決まっています。糖尿病の合併症は、初期段階では自覚症状がほとんどないため、発症に気づきにくい場合があります。
・最初に発症する合併症は神経障害です。手や足に痛みやしびれを感じるようになり、事態が進行すると痛みを感じにくくなるため手足を負傷しても気がつきにくいこともあります。
・次に発症する合併症は網膜症です。目の網膜に栄養が行き渡らなくなり、毛細血管から出血が見られたり視力の低下が発生する場合があります。
・最後に発症する合併症は腎症です。腎臓の機能が低下する症状で、事態が進行すると、透析治療が必要です。

●糖尿病の合併症・皮膚の症状
糖尿病の合併症は多岐にわたる可能性がありますが、そのうちの1つが皮膚の疾患です。身体の抵抗力が弱るため、皮膚に影響が出ます。症状は年齢、体質、糖尿病の進行によってさまざまですが、主な症状としては、かゆみ、湿疹、水疱などがあります。糖尿病の場合、高血糖により脱水症状、発汗異常が引き起こされ、肌が乾燥するために、かゆみ、湿疹が生じます。また細菌やウイルスの感染により、身体に小さな水疱ができることがあります。場合によっては、カビへの抵抗力が落ち、水虫やカンジダ感染へつながることもあります。糖尿病が重度になると、まれに糖尿病性潰瘍や壊疽が発症する場合がありますが、これは医師による迅速な処置が必要になります。

糖尿病の原因

ビール
インスリン欠乏によって起こる「I型」の原因は、正確にはまだわかっていません。年齢には関係なく、「I型」に罹りやすい体質であることや、インスリンを作る膵臓の一部が自己の免疫により破壊されてしまったことが考えられます。
  
インスリンの分泌が少ない場合やインスリンが作用しないなどによる「II型」の場合は、遺伝も考えられますが、40歳以上であり、太りすぎ、高血圧、妊娠中の血糖値、病気や怪我に原因があるストレスを持っているなどが考えられています。

■糖尿病は砂糖の取り過ぎだけが原因ではない
角砂糖

糖尿病の原因には、大きく分けて遺伝によるものと環境によるものがあります。遺伝が原因の場合、両親や兄弟ともども遺伝的に糖尿病になりやすい体質をもっています。また、環境が原因の場合、多くは生活習慣が関係しています。食生活に関しては、過食、高脂質・高糖質の食事、それによる肥満が原因となります。また運動不足や喫煙といった生活スタイルも、糖尿病の発症を促します。さらに近年の研究により、ストレスと糖尿病の関連も指摘されています。したがって、糖尿病を引き起こすのは砂糖の取り過ぎだけでなく、生活習慣全体であるといえます。糖尿病を予防するためには、食べる物に気をつけるだけでなく、適度な運動や禁煙、ストレス発散を心がけることも大切です。

■妊娠糖尿病の原因と症状
妊娠糖尿病とは妊娠中に発症する糖代謝の異常です。妊娠糖尿病の基準は通常の糖尿病の基準より厳しく設定されています。妊娠中に明らかに糖尿病と判断される場合には糖尿病合併妊娠と診断され、妊娠糖尿病とは区別されます。原因ですが高カロリーの食事や肥満などが原因と言われています。また糖尿病になりやすい遺伝的な要素を持っている場合も発病しやすいです。妊娠糖尿病の症状ですが、喉が渇いたり尿の回数が増えたりします。妊娠後期になっても高血糖の状態が続いた場合には、母体には妊娠時高血圧症や尿路感染症のリスクが通常の場合と比べてかなり高まります。胎児にも巨大児や低体重児のリスクが通常の場合よりもはるかに高まります。

■糖尿病の原因として多いもの
塩
1.アルコール
アルコールが糖尿病の原因となる場合があります。アルコールを摂取すると、インスリンを分泌する細胞を破壊します。破壊されたことが原因で糖尿病を発病しやすくなります。カロリーもかなり高いため、そのような面からも糖尿病を発病しやすくなります。早期治療を始めたら食事療法と運動療法と薬剤の服薬だけで済む場合もあります。病気の程度が重度の場合にはインスリンが必要になる場合があります。場合によっては、毎日インスリン注射が必要になる場合もあります。適切な治療を行わなかった場合、細菌感染を起こしやすくなったり、動脈硬化を起こしたり、最終的には心不全やくも膜下出血など、命に関わる重篤な疾患を引き起こす場合もあります。

2.塩分の取り過ぎ
糖尿病の原因は、糖分の取り過ぎだけではありません。塩分の過剰摂取も、間接的にではありますが糖尿病を促進する原因となります。塩分の取り過ぎは高血圧につながりますが、高血圧は糖尿病の合併症を引き起こしたり、促進したりする働きがあるのです。具体的には糖尿病腎症、糖尿病網膜症、動脈硬化などです。合併症はさらに血圧を上げるという悪循環をもたらします。したがって、普段から塩分に気を遣った栄養バランスの良い食事を心がけることで、糖尿病や高血圧を予防することができます。また、糖尿病患者も塩分を控えた食事を取ることで、合併症を抑えることができます。1日に摂取する塩分量は、糖尿病患者の場合は6gが目安と、高血圧の治療ガイドラインで示されています。

3.ストレス
ストレスが原因で糖尿病になる事がありますが、理由はストレスが血糖コントロールを乱すからです。日常的にストレスを受けていると、繰り返しコルチゾルが分泌されて、高血糖状態が続きます。その結果、神経が休まる暇がなくなり、血糖値も血圧も高いままになってしまいます。また、ストレスが溜まると、解消法として暴飲暴食に走る人がいます。甘い物や炭水化物のドカ食いや大量の飲酒などをしてしまい、結果的に血糖値が上がってしまうのです。更にストレスを感じると交感神経が高まり、血糖を上昇させるグルカゴンやアドレナリンなどが働いてしまうため、血糖値が上昇しやすくなります。過剰なストレスによってこれらの物質の分泌量が増えてしまう事から血糖値が上がり、糖尿病になりやすくなります。
  
糖尿病は、必ずしも体重の増加や甘い物の取り過ぎなどが直接の原因であるとは言いきれません。

糖尿病の治療法

インスリン注射

糖尿病の治療



糖尿病は生活習慣病とも言われているように、生活の中で気をつけたいことがあります。
  
まず、自分の適正体重を知り、バランスの良い食事と運動、ストレスを溜め込まないことが大切です。食事はエネルギー摂取量を把握し、予防効果のある食物を積極的に摂取します。運動は有酸素運動をとりいれ、週に150分を目安とします。またアルコールやたばこの摂取量に気をつけること、睡眠時間を確保することも糖尿病を予防するのに大切なことです。

また、糖尿病の人は、血糖値のコントロールを厳重に管理する必要があります。実際の治療としては、神経障害に対してエパルレスタットと呼ばれる薬や、ビタミンB12を服用します。また長期的な血糖値の平均値を反映するHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)を指標に、HbA1c 7%未満を目標に、血糖値のコントロールを行います。

■糖尿病治療するインスリン注射
本来インスリンは膵臓(すいぞう)から分泌され、血糖値を下げる役割のあるホルモンです。糖尿病によりインスリン分泌が低下、もしくは停止してしまった場合に、補充する目的で投与されます。インスリンの注射には、作用時間に違いを持たせたさまざまな種類の薬があります。生理的なインスリン分泌に伴う血糖値近い推移をたどることができるように、作用時間の違う種類の薬を組み合わせて投与します。インスリン注射は腹部、大腿などに投与を行います。状態に応じて接種回数は異なりますが、食事ごとに投与するなど、高頻度での投与が必要になる事があるため、自分で投与します。注射針は採血で使用するような針より細いタイプを使用し、痛みが軽減できる工夫がされています。

■糖尿病治療にかかる費用
万札
糖尿病は、生活習慣とは関係なく、乳幼児においても発症するなど年齢を問わず発症する可能性のある病気です。糖尿病治療は血糖値を下げるインスリンなどの投与や生活習慣の改善を行っていく事で血糖をコントロールしていくという流れになります。そのため、治療期間は長期間に及びます。初期の糖尿病の方の教育的な平均的な入院日数は、1週間程度とされており、一般的には3〜50万円ほどの入院費用がかかるでしょう。さらに、様々な合併症などで治療費がかかってくるので、糖尿病は高額な医療費がかかる病気といえるでしょう。

■糖尿病を治療で設定する目標
糖尿病の治療目的は、血糖コントロールの正常化、合併症の予防にあります。その中で指標となるのが、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)という検査値です。HbA1cは過去1〜2カ月間の血糖値の平均を反映する臨床検査値です。糖尿病合併症予防のための目標値はHbA1c 「7.0%未満」に設定されています。この値に対応する血糖値として、「空腹時血糖値130mg/dl未満、食後2時間の血糖値180mg/dl未満」が目安になります。より積極的に考える血糖値正常化のための目標値は、HbA1c 6.0%未満、低血糖などの副作用管理を含めて治療強化が困難な場合の目標値はHbA1c 8.0%未満に設定されています。ただし、糖尿病の治療目標は年齢、罹患期間、臓器障害、サポート体制などさまざまな背景を考慮し、それぞれ個別に設定していく必要があります。

■糖尿病を自力で治療することは可能?
糖尿病治療の基本は、食事療法、運動療法が主体となる点にあります。生活習慣の改善を行ってもコントロールが難しい場合に、薬物治療を追加することになります。しかし、薬の使用を開始せざるを得なくなった場合においても、食事療法と運動療法は継続していきます。食事療法や運動療法の継続は自力での治療と位置付けられますが、実際には適切なエネルギー量や全体的なバランスの調整が必要なため、医師や栄養士のアドバイスのもと行います。

■糖尿病の薬の種類にはどのようなものがあるの?
薬
糖尿病の薬は大きく内服薬と注射薬に分類されます。内服薬としては、膵臓からインスリンの分泌を促進するスルホニル尿素系、速効型インスリン分泌促進薬があります。また、糖質の吸収を緩やかにすることで食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬、インスリンの感受性を高める作用を有するメトホルミンやピオグリタゾン、尿中へ糖の排泄を促進するSGLT2阻害薬、インクレチンを介した血糖降下作用を有するDPP-4阻害薬があります。注射薬は大きく二種類に分類されます。ホルモンとしてのインスリンを化学修飾し、作用時間を調整したインスリン製剤、インクレチンを介した血糖降下作用を有するGLP-1受容体作動薬があります。

■知っておくべき糖尿病薬の副作用
糖尿病の副作用で代表的なものが低血糖です。糖尿病は正常な血糖値よりも高い状態が続いていることを指しますが、糖尿病薬は高い血糖値を正常範囲まで低下させることを目的としています。しかし、普段よりも動いてしまった、食事量が普段よりも少なかったなど、薬の量と食事療法、運動療法とのバランスが崩れて、血糖値が正常範囲より低下してしまう状況を低血糖と呼びます。症状としては冷や汗、空腹感、動悸、倦怠感などがあり、さらに血糖値が低くなると意識障害や痙攣、昏睡状態に陥ることもあります。低血糖症状を自覚した場合は早急な対応が必要です。具体的には糖分の摂取が必要となりますが、αグルコシダーゼ阻害薬と呼ばれる薬剤を使用している場合に限っては、ただの糖分ではなくブドウ糖の摂取が必要になります。

糖尿病の予防


お茶
■糖尿病を予防するお茶の効果とは?
糖尿病の予防に効果的なお茶がいくつか存在します。代表的なお茶がヤーコン茶です。ヤーコン茶に使用されるヤーコンという植物の葉や茎の成分には、血糖値を下げる効果が期待できます。癖の少ない味なので、比較的飲みやすいのが特徴です。また、桑の葉茶も糖尿病の予防に効果的なお茶です。桑の葉茶は中国や日本全土に生えている桑の木の葉を使ったお茶です。桑の葉にはDNJという血糖値の上昇を抑える効果が期待できる成分が含まれています。苦味や臭みが少ない、ほうじ茶に近い風味が特徴です。ほかに、サラシア茶にも糖尿病予防に効果的な成分が含まれています。サラシア茶はサラシアオブロンガという植物の根を使ったお茶です。サラシア茶に含まれるサラシノールという成分には糖の吸収を抑制する効果が期待できます。

■コーヒーが糖尿病を予防するって本当?
現代の代表的な病と考えられている糖尿病。先進国のみならず、アフリカの国々などの世界中で患者数は年々増加の一途をたどっています。糖尿病にはバランスの良い食事と適度な運動が大切です。加えて、最近の実験データから、コーヒーが糖尿病を予防する手助けとなっていることがわかりました。実験後、8週間後には差がなかったにもかかわらず、16週間後には、腹囲が減り、血糖値の改善が見られたのです。毎日3~4杯くらいのコーヒーを摂取する方が、糖尿病の悪化を防ぐとともに、予防にも役に立つということが実証されているのです。ただ、コーヒーだけに依存するのではなく、自己管理において食事や運動に気を付けることは言うまでもありません。

■糖尿病の予防には水を飲むことが効果的!
水分補給
糖尿病の予防に水を飲むことは効果的です。1日に水を0.5リットル未満、0.5~1リットル、1リットル以上で9年間比較したら、水を多く飲んだ人ほど糖尿病になりにくい結果が出ています。水分の摂取により抗利尿ホルモンが働くからです。また、運動をすることで糖尿病を予防することができます。これは薬で治療するのと同じ効果があります。もう一つ糖尿病の予防に重要なのが、食事です。肥満にならないように、工夫して満腹感を出すようにし、食べ過ぎないようにしたり、野菜や果物を多く摂取することで、効果を発揮します。オリーブオイルを使った食べ物を食べることで、たんぱく質、炭水化物、肥満が適切に摂取でき、体重減少に効果があり、肥満防止ができます。
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