気管支炎きかんしえん

カテゴリ
呼吸器の病気
子どもの病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

気管支炎とは

気管支炎とは、気管支に炎症があって咳や痰などの呼吸器症状を引きおこす病気の総称です。大きくは2つに分けられます。
・風邪やウイルス感染をきっかけに発症する急性気管支炎と呼ばれるもの
・数週間から数か月の間、咳や痰などの症状が続く慢性気管支炎と呼ばれるもの

気管支炎を起こす病気はさまざまです。原因や病名の特定を行い、症状の改善を行いましょう。

気管支炎の症状


急性気管支炎、慢性気管支炎ともに咳や痰の症状が現れます。
それぞれに特徴的な症状を以下に挙げます。

急性気管支炎


風邪を引いた際に併発することが多いですが、風邪の終わりかけに起こることもあります。主な症状は以下の通り。

● 主な症状
・咳や痰
・頸や背中の痛みやこわばり
・肩こり
・手足の筋肉痛や関節痛
・下痢や嘔吐
・発熱
・食欲不振
・全身の倦怠感
・胸の不快感

● 急性気管支炎の可能性
・乾いた咳がどんどん強くなり、咳き込むと胸の奥が痛む
・運動時に激しく咳き込む
・乾燥した空気や冷たい空気を吸ったときに咳き込む
・乾いた咳がだんだんと、痰が絡む湿っぽい咳に変化した

● 二次感染や肺炎の可能性
・痰の色はウイルス感染によるものだと白く、さらに細菌に二次感染すると緑や黄色に変化するので、そうなったときは早めの受診がおすすめです。
・放っておくとさらに細菌が体の奥へ進み、肺炎に及ぶことがあります。そうなると治療が長引くばかりか、高齢者や小さな子どもの場合重症化する恐れがあります。
・急激な症状の悪化、例えば多呼吸になり苦しい、うめくように呼吸する、水分が取れないなどの場合は早急に受診することが大切です。

● 赤ちゃんの場合の注意点

赤ちゃんは、具合が悪くても言葉にできないので、症状をよく観察してあげましょう。いつもと呼吸が違うと感じたときや呼吸音がひゅうひゅうしているとき、チアノーゼやうなるような症状が出ているときは医師の診察が必要です。長いこと機嫌も顔色も悪く、お腹が張って食欲がないときにも注意してあげてください。

●気管支炎の「胸の痛み」

胸の痛みを伴う気管支炎は、マイコプラズマの感染か、アレルギー反応のどちらかが原因でしょう。
マイコプラズマ気管支炎の場合:胸の痛みの他に頑固な咳と発熱、喉の痛み、筋肉痛などが表れやすい。治療する場合はマイコプラズマに効果的な抗生物質を使用するが、放っておいても自然に治ることが多い。ただし、5〜9歳の子どもでは、マイコプラズマが肺にまでおよんで、肺炎を引き起こすこともある。咳が止まらない場合は注意が必要。
アレルギー性気管支炎の場合:痰の少ない咳、ゼーゼーとした喘息のような息、高熱が出る場合もある。アレルゲンを取り除くことが最善の治療法となる。

慢性気管支炎


咳と痰がなかなか治まらず、また息切れの症状が出ます。ゼーゼーとする喘息音が分かりやすい症状かもしれませんが、これは気管支内が腫れることで空間が狭くなるためです。以下のような症状が1回につき数週間~数ヶ月ほど続き、それが数年に渡って続きます。
・咳や痰
・呼吸困難
・チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になる)


咳が気になる時に疑われる病気とは?



気道の中の分泌物や異物を取り除くためのからだの自然な防御反応が咳です。咳は健康な状態で出ることはなく、呼吸器に何らかの異常があることを教えているサインです。咳が出る症状の病気は気管支炎以外にも数多くあります。軽い咳だと思っていても、実は深刻な病気の初期症状だということもあるので、気になるときには決して放置しないで医療機関を受診しましょう。

● 風邪、インフルエンザや胸膜炎
咳のほかに高い熱が出ることがあります。

● 肺結核や胸膜炎
微熱が出たり疲労感がとれなかったり、咳をしたときに胸が痛む場合には疑われます。

● 肺がん
熱はあまり出ませんが咳が長引くことがあります。

● 肺気腫または慢性閉塞性肺疾患(COPD)
身体を動かしたときに息切れがするときには疑われます。

● 自然気胸または肺炎
咳をしたときに胸が痛んだり呼吸困難を感じたりといった症状が見られます。

これら少しでもあてはまる症状があり、咳が気になるようであれば、速やかに呼吸器内科を受診しましょう。
一般に、急に起こる気管支炎は急性気管支炎とも呼ばれ、風邪と同じような症状が出ているものです。一方、3カ月以上咳や痰が続く場合は、慢性気管支炎が疑われます。他の感染症や病気の症状として発症する場合もありますので、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。

●長引く発熱にも要注意!
熱が出たとき、風邪の場合は、数日程度で熱が下がるのが一般的です。その期間を超えて熱が出た場合には、風邪以外の病気も念頭におくべきです。長く続く発熱の場合には、肺炎などの感染症の他、まれに膠原病などが原因の場合も有ります。感染症の1つである結核には要注意です。長く咳や痰が出る場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

気管支炎と気管支喘息の見分け方




●「気管支炎」「気管支喘息」の違い
気管支炎は咳や喘鳴を引き起こすという点で、気管支喘息と症状が似ていますが、気管支炎はウイルスなどの感染が原因となっている点で、気管支喘息とは異なります。気管支喘息の場合は、発作が起こることで咳や喘鳴の症状が表れ、息ができないといった症状が起こります。気管支炎の場合は、咳や喘鳴の症状が表れますが、それに伴って発熱や鼻水の症状も起こることが多いです。

呼吸困難や喘鳴がみられれば気管支喘息として区別できますが、息苦しさや動悸など、2つの疾患に共通する症状も多くあります。症状を見ても原因が分からない場合は、呼吸器内科に相談しましょう。

1.概要:
気管支炎:空気の通り道である気管支の粘膜が、主に細菌やウイルスなどの病原体が体外から侵入することによって起こる感染症
気管支喘息:外界から侵入してきた物質に対して体が過剰反応を起こし、気管支の粘膜が炎症で分厚くなって、空気の通り道が狭くなり、過敏状態を起こしている病態

2.原因
気管支炎:ウイルスや細菌
気管支喘息:主にアレルギー

3.症状
気管支炎:病原体が粘膜を荒らし、下気道に炎症ができるため、咳や痰が出る。ときには発熱が見られる。
気管支喘息:咳や痰に加え、発作性の呼吸困難を生じることがある。ゼーゼーという喘鳴を起こす

4.気管支炎と気管支喘息の併発
両者は似て非なる病気ですが、細菌やウイルスが体外から侵入して気管支炎を起すことが気管支喘息のきっかけになることが多く、しばしば両者は併発します。


風邪から気管支炎になってしまったら


もともとアレルギー性鼻炎があって、季節の変わり目には、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどで煩わしい思いをしています。ただこうした症状に手っ取り早い治し方はなく、症状が出ない様に、日頃から出掛ける時にマスクをするなど注意していたので、気管支炎にかかることは滅多にありませんでした。
でも家族が風邪やインフルエンザにかかってしまったら、話は別です。同じ家に住んでいるため、うつってしまうからです。
ちょっと前、夫が最初は鼻水、その後頻繁に咳をするようになったことがあります。私は早く病院に行くように言ったのですが、仕事が忙しくてなかなか行けずに放置しておいたら、私もまず鼻水が出るようになりました。その後咳が出るようになり、気管支炎になったのです。いつものアレルギーではない思ったら、気管支からも痰が出るようになってしまい、また何年かぶりに熱も出て大変でした。病院で抗生剤と消炎剤を貰いましたが、完治するにに2、3週間かかりました。何事も早めに対処するのが、最良の治し方だとつくづく思いました。


出典:DoctorsMe体験談


気管支炎の原因

気管支炎の原因はさまざまで、病気と合わせて改善していく病気です。

急性気管支炎


細菌などに感染することで咳や痰、発熱の症状が現れます。

●感染源となるウイルス

・マイコプラズマヒトメタニューモウイルス
・RSウイルス
・ライノウイルス
・コロナウイルス


慢性気管支炎


結核や非結核性抗酸菌の感染のほかに、身体的要因と環境的要因があります。


  1. 身体的要因
    加齢、アレルギー体質、呼吸器系の既往症があることです。また男性が発症しやすいという統計もあります。

  2. 環境的要因
    喫煙の習慣や受動喫煙、大気汚染、有毒ガスなどといった原因があります。




※ 気管支炎の治療は薬で使用します。飲み薬の他にはり薬を使い、気管を拡張させるものもあります。


赤ちゃんや子供・高齢者の気管支炎



● 赤ちゃん

赤ちゃんや幼児は大人に比べて、空気の通り道である気管支が十分に成長していないため、ウイルスが侵入しやすく、炎症を起こしやすいといえます。原因は、喘息などのアレルギー、大気汚染、感染症などがありますが、主な原因は大人と同じように、ウイルス感染によるものがほとんどです。気管支炎は生後6ヶ月から2歳未満の乳幼児に起こりやすく、風邪をひきやすい冬によくみられます。主なウイルスは、インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどですが、麻疹(はしか)や風疹ウイルスなども原因となります。
はじめは、コンコンという乾いた咳、喉の痛みやさらさらした鼻水、くしゃみなどの軽い症状からはじまります。その後、次第に激しいのどの痛みや38度以上の発熱を起こしたり、ヒューヒューゼイゼイという呼吸音やゴロゴロという痰の絡んだような咳をするようになると気管支炎と診断されることが多いようです。気管支炎はいわゆる「かぜ」や「感冒」から起こりますが、いったん下がった熱が再び発熱したり、熱がずっと下がらない、状態が悪化しているなどの症状がある場合はマイコプラズマやクラミジアなどの細菌感染が疑われます。

※ 赤ちゃんが咳き込んだ時は、縦抱きにすると肺や気管が広がり呼吸しやすくなります。


● 子供

子供の気管支炎は、一般的な風邪を引き起こすウイルスが直接気管支に感染するというより、風邪をひいたために喉の炎症が気管に広まって発症するというのがほとんどです。さらに、ここ数年問題になっているPM2.5を吸い続けると気管が狭くなり、呼吸がしにくくなります。そこにウイルスが入り、炎症が起こりやすくなって治りにくくなります。子供は大人に比べて気管支が細いので、少しの影響で呼吸がしにくくなり、喘息のような喘鳴が現れます。気管支炎と診断されれば家で安静するのが一番です。ウイルスは湿気に弱いので部屋の湿度は50~60%がおすすめです。部屋の温度も夏は27度前後、秋冬なら20度前後に保っておきましょう。気管支炎にかかると夜は咳き込んだり、眠れなくなることがあるので、酷い時は少し上半身を高くすると呼吸が楽になります。気管支炎にならないために普段から風邪を予防することです。手洗いうがいをしっかりし、睡眠をよくとり規則正しい生活が大切です。また、喫煙は気管支炎を悪化させるため、同居する家族は禁煙し、気管や気管支を刺激する埃も避けるようにします。細菌感染の予防を心掛け、発熱や風邪の症状が出たらすぐに医師に相談しましょう。

・子供が気管支炎で熱が下がらない場合
子供の場合は、大人と違って気管支が狭く、風邪などでも容易に気管支炎になってしまうため注意が必要です。最初は咳などの症状から始まるのですが、徐々に熱が出始めます。数日安静にして熱が下がらない場合は医療機関で受診し、処方薬などで少しでも子供が休める環境を作ってあげることが大切です。医療機関では、「いつから熱がでたのか」「咳はいつからか」などを細かく聞かれるため症状の様子もメモしておくと安心です。
気管支炎で怖いのは、炎症によって気管支が狭くなり、呼吸が苦しくなってしまうことです。ヒューヒューと聞こえる呼吸は気管支が狭くなっている証拠ですので、重症になる前に早めの対処を心掛けましょう。

・何日続くと要注意? 子供の発熱から気管支炎になるケース
子供は、新陳代謝がよくたくさん汗をかきます。その汗を拭かずに放置していると、風邪をひいたり体調を崩したりします。子供は気候や服装によって体温が変化しやすいため、熱が出たら、服装も見直してみるとよいでしょう。体温が38度を超えると、ぐったりとしたり、グズったりなど他の症状も出てくるので観察することが必要です。発熱して一日休み、次の日に熱が下がれば特に病院にかかる必要はないでしょう。あくまで目安としてですが5日間続けて熱が下がらないようであれば病院で一度診察することが望ましいです。子供は気管が狭く、気管の部分の炎症が強くなると気管支炎だと診断されます。その場合、炎症を抑える薬や解熱剤などを内服しなくてはなりません。免疫力の弱いお子さんは、肺炎などに移行してしまう場合があるので注意して症状を観察していきましょう。

● 高齢者

高齢者の気管支炎は、症状として痰を伴う咳から始まり、息切れが激しくなったり、呼吸困難の症状や発熱、食欲不振、全身倦怠感、前胸部不快感などがあります。高齢になればなるほど気管支炎から肺炎や肺気腫になることもあるため、気管支炎の症状が見られた場合は、すぐに医師の診断を受けることが大切です。

※ 小児と成人の気管支炎の原因の違い
気管支炎に罹患する年齢別での特徴として、小児ではウイルス感染によるものが多く、アレルギーの関与も推察されています。
成人では、刺激性ガス、化学物質、異物の吸入などの既往がある人に見られますが、原因不明のものもあります。咳嗽・喀痰・呼吸困難などの症状が強く、難治性で慢性化すると重篤な肺不全に陥ることが考えられます。また、痰の種類による鑑別診断が可能です。急性気管支炎では半透明で白色粘稠性や粘液性の部分と膿性の部分が混ざった性状で、慢性気管支炎では膿性となります。

・ 急性気管支炎
ウイルス感染によるものが主です。上気道の炎症が連続する気管支へと波及することで発症します。気管支にウイルスが侵入すると気管支粘膜に炎症が起こり、体は痰としてウイルスを外に出そうとする自然な力が働きます。エックス線やCTでみると肺に陰影が認められないときには、肺の手前の気管支の炎症と診断されます。症状がひどくなると肺炎になります。主な治療法として、医師の診断を受け、抗生物質を処方することや安静にし、十分な水分や栄養補給をして体を休めることが第一です。

・ 慢性気管支炎
加齢による気管支の機能の低下によるものや喫煙などからくるものもあります。また、気管支の働きが衰えて、気道が詰まって呼吸が苦しくなることや血液中の酸素濃度が低くなる低酸素血症などの症状も現れることがあり、全身に影響が表れることがあります。この場合は、在宅酸素法などや酸素吸入などの処置が必要な場合もあります。

気管支炎の予防/治療法


気管支炎の治し方として


気管支炎の治し方としては、やはり炎症を起こしている肺の部分に負担を掛けない様に、普段から生活を注意する事が重要であり、吸引機などで呼吸を楽にする事が出来て、その辺りを考えるとより楽な形で呼吸が行える事となります。
むせて咳き込んでしまう事が余計に炎症を与えてしまう事からも、生活にはくれぐれも注意しながら、気管支炎となった形で、病院などでも薬をもらったり、呼吸を楽にする酸素など色々な取り組みで治し方を教えてもらって、それを実践していく事からも、徐々に呼吸が楽になる事も症状によって分かっていきます。
まずはこうした気管支炎にかかってしまったら直ぐに、お医者さんに行き、色々な薬などで治す方法や形としては、呼吸を楽にする対処法などでも随分と生活も行いやすい形となります。
そこで炎症を抑える事が出来れば、また素晴らしい形で生活を送る事も可能となっていく事で、実際に私の方も薬でかなり良くなった状況となります。


出典:DoctorsMe体験談






<<予防>>
急性気管支炎、慢性気管支炎ともに喉を乾燥させないようにします。

マスクの着用加湿器を使って湿度を保つようにしましょう。
マスクを着用していれば風邪ウイルスが蔓延している時に、すでに感染している人がする咳やくしゃみによって吐き出されたウイルスを吸い込む量を減らすことができます。
加湿器は空気中で風邪ウイルスが蔓延するのを抑える効果があるとされ、予防のひとつの方法となります。
  
● また身体の抵抗力を落とさない為に日頃から規則的な生活を心がけましょう。
バランスの良い食事と十分な睡眠時間をとり、過度の飲酒と喫煙は控えることをオススメします。

● 慢性の呼吸器疾患の既往症がある人は風邪を引いた時には直ちに受診するようにしましょう。

慢性気管支炎への予防は禁煙を心がける、受動喫煙をしないように気を付けることが大切です。


<<治療法>>
気管支炎は、気管支粘膜の炎症による起こる呼吸器の疾患で、上気道炎に随伴して発症します。分類として、急性と慢性があります。急性気管支炎は、さまざまなウイルス・細菌・マイコプラズマの感染、化学的・機械的刺激により発症します。とくに、起炎菌として重視されるのはインフルエンザウイルスと肺炎球菌であります。


●気管支炎の薬について
急性気管支炎の場合:処方されるのは、主に症状をやらわげる対処療法のための薬で、咳を抑える鎮咳薬や、からんでいる痰をとりのぞく去痰薬などが用いられます。大量の痰が出る場合には、痰が切れずに余計に苦しくなる場合があるため、鎮咳薬は使用しません。また、肺炎球菌などによって二次感染を起こしている時には、抗生物質や抗菌薬が使われることもあります。
慢性気管支炎の場合:それぞれの病因に応じた治療が基本となり、抗生物質の投与などが行われます。とくに結核菌などによる感染症が原因となっている場合には、複数の抗菌薬が組み合わせて用いられます。


● 鎮咳薬・去痰薬
冬季には室内の湿度、温度など環境条件に十分な注意をはらうことが必要となってきます。

● 抗生物質
膿性の痰の喀出があれば使用します。

● 禁煙
慢性気管支炎は、急性気管支炎が慢性化したものではなく、喫煙、煤塵などが関与していると考えられます。現在、「気管支内の過量の粘液分泌を特徴とする異常状態で、慢性あるいは反復性に痰を伴う咳が1年間に3か月以上あり、少なくとも2年以上みられる場合」と定義されています。去痰薬やネブライザーを用いることもあります。

※気管支炎の緩和方法
気管支炎になると咳が続くことがつらいのですが、その症状を和らげる飲食物があります。パイナップルは、含まれるタンパク分解酵素の働きで、気管支の筋肉の緊張を緩めて痰を分解してくれます。温かい緑茶も体内の中で殺菌作用を高めてくれます。大根の汁を飲むのも、咳やのどの痛みに効果的です。一方で、湯豆腐や鍋物は、食べるときに湯気を吸い込み咳を誘発することがあります。また、ポン酢などの香辛料の入ったものも避けましょう。状況に応じて去痰剤、鎮咳剤、抗生物質などを処方されることがあります。

※インフルエンザによる急性気管支炎について
急性気管支炎の多くは、インフルエンザウイルスを始めとするウイルス感染が原因です。インフルエンザの症状である高熱やだるさ、関節痛や筋肉痛を引き起こした数日後、合併症として気管支炎が発生するの場合があります。この時、高熱、激しい咳、気管支が閉塞する息苦しさを感じたりします。このような症状が生じたら、改めて病院で診察を受けましょう。
処置としては、高熱や咳に対する対症療法が中心で、目立った症状を抑えるための薬が処方されます。細菌感染を併発していると考えられる場合は、抗生物質が追加されることもあります。あとは身体を安静にし、十分な栄養を取りながら快復を待つことになります。

※気管支炎にいい食べ物・飲み物

気管支炎にいい食べ物や飲み物はいくつかあります。
パイナップル:タンパク分解酵素が含まれ、気管支の筋肉を緩めることで呼吸が通りやすくなります。
大根・緑茶:大根と緑茶には殺菌作用があります。大根にはちみつをかけ、2時間後に出てきた汁を飲むと、咳やのどの痛みに効果的です。冷たい飲み物は気管支に刺激を与えるため、緑茶は暖かいものを飲むことが望ましいです。緑茶でのうがいは風邪予防にもなります。
ハチミツ:炎症を軽減し、免疫力を高める働きを持ちます。
また、気管支炎を予防するためには、ビタミンAをしっかり摂取して防疫機能を維持すると共に、鉄分をとることで免疫力を高めることが望ましいです。

※薬の副作用で起こる動悸

気管支炎の中でも、特に喘息性気管支炎には「気管支拡張剤」という薬を用いることがあります。気管支にある平滑筋の緊張を緩和し、気道を拡張し呼吸しやすくする薬です。多くは交感神経に働きかけるものですが、交感神経の活性化に伴い、全身性の副作用をもたらす場合があります。
その副作用の1つに動悸があります。これは交感神経の興奮によって心臓が刺激されるためで、多少ドキドキする程度であれば大きな問題はありません。しかし、強い動悸が長期間続くと心臓に負担がかかり、場合によっては命に関わることもあります。特に心臓病や高血圧を持っている場合はリスクが高まりますので、動悸の程度や体調に応じて、医師と相談し薬の使用を検討しましょう。

※気管支炎でお風呂に入っても大丈夫?

高熱や吐き気などの強い症状がなければ、風呂に入っても問題ありません。風邪の延長であるウイルス性の気管支炎にかかっているときも同様です。気管支炎になっている人が風呂に入るメリットとして、湿度の高い環境でのどが保湿されますし、気管支に詰まっている痰を吐き出しやすくなります。また、お湯につかることで血行がよくなるというメリットもあります。ただし熱が高いなど、つらい時は入浴を避けましょう。

※気管支炎の吐き気の対策
気管支炎の初期症状は乾いた咳から始まり、徐々に痰が絡んだ咳が出でくるようになります。気管支炎の症状は咳だけでなく、鼻水、発熱、のどの痛みを併発します。そして、咳のし過ぎによる吐き気も起こり得ます。吐き気に対しては、きちんと薬を飲んで、温かくして安静にし、のどを乾燥させないようマスクや加湿器で乾燥を防ぐことです。もし口呼吸しているなら、鼻呼吸をするよう心掛けていきましょう。


Doctors Me体験談から


気管支炎の治し方



私は小さい頃から喉が弱く、すぐに風邪をひいたり気管支炎になっていました。気管支炎になる度に、喉が痛く、咳もひどいので夜もあまり眠れず、何かいい治し方はないかと、本を読んだりもしていました。あるとき別の症状で通っていた治療院で「鼻呼吸をするといいですよ。」と教えて貰い、口呼吸ばかりだった私は早速鼻呼吸に変えるように努力し始めました。
最初は。え?そんな簡単な治し方が!?と思っていたのですが、実際は口呼吸ばかりだった私が鼻呼吸に変えるのは至難の業で、上手く呼吸ができず苦しくなったり、寝る時も口が開かないようにテープを貼ったり(口全部を塞がないように)と、しばらく悪戦苦闘な日々でした。しかし、出来るようになってしまえば鼻呼吸が当たり前になり、喉の調子もよくなり、風邪も滅多にひかなくなってきました。人間は元々口で呼吸するように出来ておらず、鼻呼吸は細菌やウイルスを防ぎ、冷たい空気を体内に入れないばかりか脳にもうまく血液が行くようになります。悩んでいらっしゃる方は是非試してみられてください。





Doctors Me体験談から


気管支炎で高熱になり苦しみました



生まれつき肺のほうが弱く、先日、急性気管支炎になったのです。風邪のような症状が続いたので近所の内科へ行くと急性気管支炎と診断されました。
医師によると、ウイルスによる感染が原因だと言われました。冬場でインフルエンザが流行していたので、インフルエンザかと思っていましたが、違ったのはよかったものの、細菌が気管支に感染して、気管支粘膜が充血して腫れたり、気管支が炎症状態となったようです。
治し方は、お薬をしっかり飲み、安静にして保温に努めるようにすること、こまめに水分を補給することが必要だと考えて、ゆっくり過ごしていると治りました。しかし、最初の時は、熱が高かったので、解熱剤を服用しました。高熱の場合の治し方は、まずは熱がひいてからのほうが治療しやすいです。熱が高かった時には、身体がとてもきつく大変でした。食事も口に入らず水分補給をすることもできず、雄薬を飲むのがやっとでしたが、熱が治まってくると、動けるようになりました。


  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • 専門家の皆様へ。病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください

気管支炎の相談

気管支炎の体験談

  • 大人になってからの気管支炎の原因について

    気管支炎・原因

    子供の頃から喉や器官が弱くて、ちょっとしたことで気管支炎になっていましたが、それが大人になっても治りません。子供のときより頻度は減ってましにはなったものの、さまざまな原因で咳と喉の痛みが生じるのです。 例えば車の運転をしていて、冬は暖房、夏はクーラーで気管支炎になるときがあります。エアコンが良くないと思って窓を開けると、今度は交通量が多い所では排気ガスが原因で咳が止まらなくなって大変です。道を歩…続きをみる
  • 気管支炎でまさかの吸入器生活

    女性・37歳/気管支炎・吸入

    今年37歳になりましたが、正直気管支炎と言う言葉を聞いた事はありましたが、こんなに身近なものだとは知りませんでした。子供が生まれてから秋から冬にかけての季節はよく子供から風邪を移される様になりました。ちょっと肌寒くなってきた10月頃、まず子供の鼻水が出だします。まだ2歳なので自分で鼻をかむことが出来ないので、耳鼻科に行って吸ってもらうのですが、毎日は行けないのでお医者さんの勧めで1日数回私が鼻を…続きをみる
  • 気管支炎の影響で激しい運動ができなくなりました

    男性・29歳/気管支炎・運動

    私が29才を迎えた時の事です。 学生時代はテニス部の部員として高校や大学でも活動しており、根っからのスポーツ青年でした。卒業してからもテニスからは離れてしまいましたが、身体を動かすこと、鍛えることには相変わらず夢中だったこともあり、出勤前や帰宅後、休日にはジョギングを含めた筋力トレーニングを欠かさずに実践していました。 ところが、29才を迎えた頃、ある日、いつものようにジョギングをしていると、普…続きをみる
  • 熱が余りないからと放っておいたら気管支炎に

    男性・34歳/気管支炎・熱

    私が21歳のころです。当時はフリーターで一人暮らしをしていて、多少具合が悪くても仕事に行かないと生活が成り立たない状態でした。 年に一度は風邪をひいて寝込むような生活サイクルを送っていたので、最初は軽い風邪かと思い、仕事をしながら市販の風邪薬を飲んで治すつもりで頑張っていました。辛かったのは、数日で熱もすぐに引いたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、喉の奥の違和感があまり取れないことでした。…続きをみる
  • 声楽専攻なのに風邪から気管支炎に

    女性・27歳/気管支炎・悪化

    小学生ごろの頃から、風邪をひくとまず喉が痛くなり、体調が快復しても咳だけが3週間ほど残るというくらい喉が弱かった私。 しかし同時に歌が大好きだったのです。自分の喉の弱さをよく分かっていましたが、大学進学にあたり散々悩んだ挙げ句、やはり夢を追っていこうと決意し、音大の声楽科を志望しました。受験の時期はインフルエンザも流行るし、花粉症の季節でもありましたので、相当ピリピリしましたが幸運にも声楽専攻で…続きをみる
  • 気管支炎も肺炎も炎症を起こす場所が違うだけで同じ症状なのです

    気管支炎・肺炎

    風邪気味でしたが、少し咳が出るくらいでした。 特に体がしんどいとか、異常に咳がでるなどもありませんでしたので病院にも行かずに様子を見ていました。 軽い風邪のような症状が出てきてから4,5日した頃 突然39度越えの熱が出て咳が酷くなってきたので、ようやく病院へ。 その時には、年齢的にも(40歳)気管支炎とも肺炎とも診断されず咳止めと解熱剤が出ただけでした。 咳止めを飲んでも殆ど効かなかったので、気…続きをみる
  • 子供の気管支炎

    気管支炎・子供

    幼稚園児の頃から気管支が弱い方らしくしょっちゅう気管支炎に罹っていましたが、小学生高学年になるまで毎月1回は風邪で学校や幼稚園を休んでいました。 少し咳をしていたと思ったらあっという間に重症化して、夜間に受診した経験があり子供ながら辛かった思い出があり子供は気管支が狭いらしく大人では考えられない速さで気管支炎に進行するので母親が嘆いていたのを覚えています。 一度、気管支炎が進行して肺炎になり入院…続きをみる
  • 気管支炎は早めにマスクと市販薬を使って予防から

    気管支炎・市販薬

    私は季節の変わり目によく風邪をひきます。喉が弱いのですぐ喉が赤くなり咳と熱がでる風邪をよく引くのですが、一か月前にひいた風邪は熱がさがっても咳がなかなか治まらずとてもつらいもので、市販薬の咳止めをいろいろ飲んでみましたが症状は一向によくならず、常に咳が止まらない状態だったため、一度病院に行ってみてもらうことにしました。 病院でレントゲンを撮ってもらうと気管支炎でした。気管支炎は放置しておくと喘息…続きをみる
  • 気管支炎と熱に悩まされた1月下旬

    気管支炎・熱

    数か月前に風邪をひきました。症状は喉の痛みと熱で、熱は3日ほどでさがりましたが、熱が下がった後からしつこい咳に悩まされ、常に乾いた咳がコンコンと出ていました。夜も酷く苦しかったので病院に行って咳止めの薬を処方してもらい1週間飲みましたが症状は改善しませんでした。 もう一度病院へ行ってレントゲンを撮ってもらったところ気管支炎と診断されました。放置すると喘息に移行してしまうと言われて、喘息の治療を開…続きをみる
  • 気管支炎と喘息の咳症状を抑えるために欠かせない牛乳。

    気管支炎・喘息

    私は子供の頃に喘息にかかり、10年以上も症状が続いていました。 定期的にかかりつけで薬をもらったり、吸入をするなど、日々のケアが必要な状況でした。また、外での運動も制限されていたため、体力を落とさないようにスイミングにも通っていました。もともと体が余り強くないので、水中での無理のない運動で体がしっかりと鍛えられたと思います。 高校生くらいになると、発作が起こることもほとんどなくなり、喘息の症状で…続きをみる

気管支炎に関するコラム