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打撲(打ち身)だぼく(うちみ)

カテゴリ
外傷
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医師監修

打撲(打ち身)とは

打撲とは、体に外部から強い衝撃が加わることで起こる、皮下組織や筋肉などの軟部組織の損傷のうち傷口のないものを指します。「打ち身」とも呼ばれます。

皮下出血による青紫色のあざや腫れ、痛みなどの症状が現れ、時間の経過と共に治っていきます。青紫色のあざは、徐々に色が薄く、黄色っぽく変化していくことで回復がわかります。

打撲(打ち身)の原因

打撲は転倒や衝突の際に、皮下の軟部組織が強いダメージを受けることにより発生します。

日常生活における打撲


家具や柱などに頭部や体をぶつけるといった出来事や、自転車運転中の転倒といった事故などで起こります。暴力による打撲もみられます。

高齢者はバランスを崩しやすく転倒や転落のリスクが高いため注意が必要です。

スポーツによる打撲


特にサッカーやラグビー、格闘技などのコンタクトスポーツでは打撲の発生率が高まります。

打撲(打ち身)の対処法

打撲直後は「RICE処置」


【動画】打撲の応急処置:RICE処置

Rest(安静にする)
Ice(冷却する)
Compression(圧迫する)
Elevation(挙上、患部を心臓より高い位置に保つ)

患部をすぐに流水やタオルでくるんだ保冷剤、コールドスプレーなどで冷やして、包帯やテーピングなどで患部を圧迫します。そして、患部を心臓より高い位置に上げます。

このRICE処置を行うことで患部の腫れやむくみ、内出血を抑えることができます。ただし、あくまで応急処置であるため、骨折の疑いがある場合や、医師の診察を受けるようにしましょう。

打撲の数日後からは温める


打撲後、3日ほど経過して腫れや熱感が引いてきたら、冷やすのではなく温めるようにしましょう。
ゆっくり入浴したり、患部にカイロやホットタオルなどを当てて温めます。

患部を温めて血流を増やすことで、痛みを和らげたり、筋肉をほぐしたりして治癒を促します。

目を打撲した場合


目を打撲した場合は、見えにくくないか、両目で見ても二重に見えないか確認しましょう。

見え方がおかしい場合は受診しましょう。

頭を打撲した場合


頭を強くぶつけたとき、脳震盪を起こす場合があります。頭痛や吐き気の症状が強くなければ一過性のもので、過度な心配はいりません。ただし、1~2日くらいは体調に異変がないか十分に注意しましょう。

嘔吐を繰り返す、足がふらつく、うまくしゃべれない、手足がしびれるなどの症状が現われた場合は、直ちに脳神経外科などに受診してください。

打撲(打ち身)の予防

打撲を引き起こす衝突や転倒など事故の予防には、筋肉の働きを高める運動が有効です。

寒さや疲労、運動不足などは血流を減少させ、筋肉の虚弱化を招きます。日頃から適度な運動やストレッチで全身をウォームアップしておけば、血流を促し筋肉も強化されます。
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