むくみ

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様々な症状
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医師監修

むくみとは

むくみとは特定の病気ではなく、血管やリンパ管の外に血液中の水分がしみだし、筋肉や皮膚の隙間にたまってしまう状態を指します。医学的には浮腫(ふしゅ)といいます。

一般的にいわれているむくみは、立ち仕事や同じ姿勢をとることで、血液やリンパ液の流れが滞り腫れたようになってしまうことです。
このむくみは、現代の日本では特に女性多くが感じている不快症状のひとつです。運動不足や長時間デスクワークをする、立ちっぱなしの姿勢が続く、という場合にはむくみが起こりがちです。ひどい場合は朝は履けた靴が夕方には入らなくなることも。足が太く見えてしまうことから女性の中では特に倦厭されがちです。

医学的なむくみには、腎臓病をはじめとする内臓疾患などが隠れている場合もあります。自己判断で見過ごさずに、症状が続く場合は受診して自分のむくみの原因を知ることも大事です。

むくみの症状

むくみの症状は、血液やリンパ液の流れが滞ってしまい、腫れたようになってしまうことです。むくみのある場所を指で数秒間押すと、へこんだまましばらく元に戻らなくなります。

よくあるむくみが起こる場所


・脚
・手や腕
・顔

むくみが起こる代表的な場所は脚です。
脚は体の中でも最下部にあるため、むくむことが多く、また朝はいてきた靴を、仕事後にはこうとすると入らなかったなど、わかりやすい指標があるため気づきやすいという点があります。

また、むくみが顔や手に現れることもあります。顔は寝起きにむくむことが多いです。お酒を飲んだ翌日は顔がいつもより大きくなっていたり、目が腫れているように思えることがあります。これもむくみの症状のひとつです。

なお、むくみと一緒に呼吸困難や、黄疸動悸などが起こることもあります。こうした他の症状とセットで現れる場合は、病気が隠れているサインである可能性が高いです。


医師からのアドバイス


むくみが続くようなら病気の可能性も?!あなたのむくみは大丈夫でしょうか?
知らないと怖い!“むくみ“は病気のサインだった!?


むくみの原因

むくみの原因は多くあります。ここでは代表的な原因をお伝えします。

水分や塩分のとりすぎ


塩分の濃いインスタント食品を摂ったり、飲み過ぎた次の日などに起こることがあります。飲み会の翌朝にむくみを感じるのは、飲み会でお酒や塩辛いおつまみを多く食べていることが原因と考えられます。

同じ姿勢で長時間いること
同じ姿勢を続けていることがむくみの原因となりえます。座りっぱなしはもちろん、立ちっぱなしも良くありません。デスクワークや接客業の女性がむくみを感じる原因のひとつが同じ姿勢を続けていることです。

女性の場合・・・


生理前に女性ホルモンの影響で起こる場合もあります。
冷えや血行不良などもむくみを引き起こすことも。むくみが女性に多いのはそのためです。

病気を患っている


心臓や腎臓、肝臓などに病を抱えているケースも。
腎臓病などの重大な内臓疾患の場合は、むくみ以外の症状も伴うことがあります。
腎臓病について詳しく見る

むくみの予防/治療法

予防


●定期的な運動をしましょう
同じ姿勢をとりがちな人は仕事中でも少しストレッチをするなど、体を動かすことで改善が期待できます。定期的な運動を心がけることも大事です。筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで改善に向かうことが期待できます。

●生活習慣を見なおしましょう
水分の取り過ぎや塩分の多い食事なども見直す必要があります。お酒の飲みすぎやインスタント食品ばかり食べるような生活は控えましょう。

また、冷えを防ぐために、薄着しすぎないことも気をつけます。むくみ解消用の靴下を使うことも効果的です。

●むくみの改善に効果的な食べ物を食べましょう
まず効果的な食べ物はカリウムです。カリウムを含む食品をとることで、血液内の塩分が尿中に排出されます。塩分(ナトリウム)は水分を抱え込んでしまう性質がありますが、カリウムが体に取り込まれる際にナトリウムが体外に排出されるため、塩分及び余分な水分を排出できます。カリウムは新鮮で生に近い野菜や果物に多く含まれますが、生物の細胞内にはすべて豊富に含まれています。生で食べやすい果物は手軽にカリウムを取れる食品です。バナナ、リンゴ、スイカなどに特に多いとされています。納豆にも多く含まれます。
ビタミンEもむくみ改善に有効です。ビタミンEは油に溶けるビタミンなので、魚卵やナッツ(アーモンドなど)に多く含まれています。新鮮な食品をバランスよく取るようにしましょう。

治療法


病気によるむくみは、その病気に合わせた治療を行うようにしましょう。
むくみのほかに呼吸困難や、黄疸、動悸などが起こる場合は、医師に相談するようにしましょう。

日常生活でむくみを感じたときは、足をあげて休むようにします。
腎臓の機能に異常がなければ、緑黄色野菜やバナナなどの果物などのカリウムを多く含む食べ物を多めに取るようにしましょう。
体内の老廃物をろ過する腎臓は、24時間動き続けていますが、横になると腎臓への血流が増加し、腎臓をいたわることができます。


●むくみ改善の漢方
漢方薬は一人ひとりの症状や体質などにより処方される薬が違い、自分に合った漢方薬を服用する事が重要です。むくみは水分が原因となっており、むくみを解消するためには組織細胞の体液を排出させるのがポイントで、排尿によって血液中の不用物や老廃物を排出する事でむくみをとることができます。むくみに効く漢方薬には、利尿促進効果のある生薬が配合され、代表的な漢方に「五苓散(ごれいさん)」があります。五苓散は体の働きを高め、体内の水分の循環を整え、体の外へ排出する漢方です。その他にも防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は立ち仕事やデスクワーク、ブーツなどで脚がむくむ症状に効果的です。

●むくみをとる入浴法
むくみ解消のためのお風呂の浸かり方を間違えると逆効果になり、むくんでしまう場合があります。まず、大事なのはお風呂の温度で、38〜39℃が適温です。まずは膝までつかり、次は太ももまで、最後に体全身と徐々に浸かっていきます。そうすることで、足の血液循環を促進させ、足のむくみの早い解消が期待されます。また老廃物を取り除くために汗をかくことが大切です。そして、脚のむくみが解消と同時に水分をとらないと、逆にむくむことがあるので水分補給をしましょう。

●お灸によるケア
夕方になると脚がむくみやすくなるのは、日中同じ姿勢をとり続け、主にふくらはぎの筋肉運動が足りずに脚に血液が溜まりやすくなるためです。脚の内側には血液循環を良くするツボが幾つかあるので、お灸をするといいでしょう。「三陰交(さんいんこう)」というツボもそのひとつです。左右それぞれ、内くるぶしのでっぱりから指4本分の上のところにあります。「曲泉(きょくせん)」というツボも、むくみ解消に効果が期待できるツボです。膝を曲げた時にできるシワの先端にあたります。左右の曲泉のツボも、お灸をしてみるといいでしょう。

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