むくみの症状

血液やリンパ液の流れが滞ってしまい、腫れたようになります。むくみのある場所を指で数秒間押すと、へこんだまましばらく元に戻らなくなります。

むくみが起こる代表的な場所は脚です。

脚は体の中でも最下部にあるためむくみの症状が現れることが多く、また、朝はいてきた靴が夕方にはきつくなるなど、わかりやすい指標があるため気づきやすいと言われています。

そのほか、むくみが顔や手に現れることもあります。お酒を飲んだ翌日は顔がいつもより大きくなっていたり、目が腫れているように思えることがあります。これもむくみの症状のひとつです。

なお、むくみと一緒に呼吸困難や、黄疸動悸などが起こることもあります。こうした他の症状とセットで現れる場合は、病気が隠れているサインである可能性が高いです。

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むくみの原因

むくみの原因は多くあります。ここでは代表的な原因をお伝えします。

水分や塩分のとりすぎ


塩分の濃いインスタント食品を摂ったり、飲み過ぎた次の日などに起こることがあります。

飲み会の翌朝にむくみを感じるのは、飲み会でお酒や塩辛いおつまみを多く食べていることが原因と考えられます。

同じ姿勢で長時間いること


同じ姿勢を続けていることがむくみの原因となりえます。

座りっぱなしはもちろん、立ちっぱなしも良くありません。デスクワークや接客業の方がむくみを感じる原因のひとつが同じ姿勢を続けていることです。

女性ホルモンの影響


生理前に女性ホルモンの影響で起こる場合もあります。 冷えや血行不良などがむくみを引き起こすこともあります。

病気を患っている


心臓や腎臓、肝臓などに病を抱えているケースも。

腎臓病などの重大な内臓疾患の場合は、むくみ以外の症状も伴うことがあります。

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むくみの予防/治療法

定期的な運動をしましょう


同じ姿勢をとりがちな人は仕事中でも少しストレッチをするなど、体を動かすことで改善が期待できます。

定期的な運動を心がけることも大事です。筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで改善に向かうことが期待できます。

生活習慣を見直しましょう


水分の取り過ぎや塩分の多い食事なども見直す必要があります。お酒の飲みすぎやインスタント食品ばかり食べるような生活は控えましょう。

また、冷えを防ぐために薄着しすぎないことも気をつけます。むくみ解消用の靴下を使うことも効果的です。

病気によるむくみの治療法


病気によるむくみは、その病気に合わせた治療を行うようにしましょう。

むくみのほかに呼吸困難や、黄疸、動悸などが起こる場合は、医師に相談するようにしましょう。

むくみを感じたときの応急処置


日常生活でむくみを感じたときは、足をあげて休むようにします。

腎臓の機能に異常がなければ、緑黄色野菜や果物といったカリウムを多く含む食べ物を取るようにしましょう。

体内の老廃物をろ過する臓器は腎臓です。横になると腎臓への血流が増加し、腎臓をいたわることができます。

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