喉の痛みのどのいたみ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

喉の痛みとは

のどの痛みは、「咽頭痛」とも呼ばれます。のどの痛みの原因は、声の出しすぎや乾燥、風邪などさまざまです。咽頭がん、食道がんなど病気のサインということもあります。喉の痛み以外に、ほかの症状が出ていないか確認することが大切です。

緊急で受診が必要な場合

以下のような場合は、緊急で受診が必要です。
・呼吸が苦しい、声が出ない
・痛みが強く飲み込めない、水分がとれない

喉の痛みの原因と対処法

飲酒や喫煙をはじめ、歌ったり、大声を出したりと喉を酷使していないにもかかわらず、喉が急に痛み出した場合は、以下の原因が考えられます。

上気道炎(いわゆる喉の風邪)



ウイルスや細菌に感染して風邪をひいた際に、喉が痛くなることがあります。

風邪の主な原因はウイルスであり、特効薬はありません。加湿器やマスクで喉を保湿し、こまめな水分補給をして休養しましょう。空気清浄機を用いるなどして空気はきれいに保ちましょう。

喉の痛みが強い場合は、市販されている喉の炎症や痛みを抑える薬やトローチ、喉にかけるスプレーなども効果的です。市販薬を選ぶ際は、薬剤師に相談しましょう。

症状がなかなか改善しない場合や、喉の痛みで水分補給ができない場合などは、受診してください。検査で細菌感染がわかった場合は、抗菌薬を使用することがあります。

扁桃炎



俗に扁桃腺と呼ばれる「口蓋扁桃」に細菌が入り込み、炎症が起こることを扁桃炎と言います。喉に強い痛みや発熱、倦怠感などの症状が出ます。症状が進行すると腫れが広がり、口蓋扁桃に膿がたまることもあります。

扁桃炎を繰り返している場合は、医師と相談のうえ、扁桃腺を摘出する手術を検討してもよいでしょう。

亜急性甲状腺炎


甲状腺は首の喉仏の下にある、甲状腺ホルモンというホルモンを分泌している組織で、そこになんらかのウイルス感染がきっかけとなって起きるのが亜急性甲状腺炎です。亜急性甲状腺炎は、喉に痛みが出る場合があります。首に痛みや腫れや痛みがあるという場合は、受診しましょう。

喉の腫瘍


喉には良性、悪性を含め色々な腫瘍ができやすい場所です。こうした腫瘍の表面の粘膜が荒れると痛みを起こすことがあります。

喉の痛みや違和感、飲み込みづらいなどの症状が長く続く場合は、受診しましょう。

異物


魚の骨などを飲み込んでしまい、喉の粘膜を傷つけることがあります。こうしたことに心当たりがあり、喉の痛みが取れない場合には、耳鼻科に受診が必要です。

喉の痛みの予防

うがい・手洗い


うがい・手洗いは習慣付けをして、風邪を予防しましょう。

喉の保湿


部屋が乾燥しているときには、加湿器を使うなどして喉に負担をかけないことを心がけましょう。 マスクで喉の乾燥を防ぐことも大切です。

禁煙


タバコの煙には様々な有害物質が含まれています。食道や胃などさまざまながんの発生にもつながるため、控えることをおすすめします。

刺激の強い食べ物を控える


喉の不調を感じたときは、刺激が強い唐辛子など辛い食べ物や酸味が強い食べ物などは控えましょう。極端に熱いものも喉に刺激になるので、少し冷ましてから食べましょう。

喉の痛みの薬の上手な選び方・使い方

詳細をみる
風邪や乾燥などで声が枯れたり喉の痛みがあるときに効く成分としては、アズレン(アズレンスルホン酸ナトリウム)やトラネキサム酸があります。トラネキサム酸は、喉以外でも美容など、様々な場面に使われる成分です。粘膜の炎症を抑える成分が強いことが特徴です。主に錠剤などの内服薬です。アズレンも同じく、荒れている粘膜を治すことを目的とした成分で、こちらはうがい薬やスプレーでの形が多いです。どちらも成分はさほど変わらないので、場面によって使い分けると良いでしょう。喉スプレーは、一日複数回使うので、こまめにスプレーができる方の方が向いていますね。

また、場面以外にも、アズレン、トラネキサム酸による効果は、体質による個人差が出やすいので、どちらか試すことで、自分に合った成分を知る必要があります。市販の風邪薬も、喉の痛みに特化した作用があるものは、これらの成分のどちらかが入っているので、喉の痛みが強い場合は、成分表記を確認してから購入してください。

自分の体質に合っているものであればどちらでもよいかと思いますが、喉のスプレーになっているものは、少しコツが必要なので、声を出しながらスプレーをしたり、スプレー後は上を向いて薬剤を喉の方へ流すなどの工夫が必要です。

同じスプレーでも、ポピドンヨードが主成分のものは殺菌を目的としているので、すでに喉が炎症を起こして痛みがある場合は、選ばない方が良いでしょう。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください