医師監修

薄毛とは

薄毛とは、髪が生え変わるたびに新たに生えてくる毛が細くなり、また髪の毛のコシやツヤがだんだんなくなってしまい、髪の毛の全体的なボリュームがなくなることです。
薄毛に悩んでいる方は多く、近年では男性ばかりではなく、女性にも薄毛に悩んでいる人が増えています。髪の毛の生え際や分け目を見て感じることがあります。薄毛は様々な原因によって引き起こされます。遺伝やホルモンの影響もありますし、普段の生活習慣やストレスが原因で髪の毛が減り、細くなり薄毛になることもあります。

薄毛をコンプレックスと感じて、若いころから薄毛に悩む人は少なくありません。しかし世の中には薄毛を個性ととらえることで悩みを解消したり、さらなる活躍をしている人がいることも事実です。
遺伝で薄毛になるかも…と気になる方は、早めに対策することで将来に備えましょう。

薄毛の症状


薄毛の具体的な症状には、おもに髪の毛の量が減り、新たに生えてくる毛が細くなることでです。ここでは日本人に多い2つの症状についてお伝えします。

●円形脱毛症
円形脱毛症は、ある日突然起こります。髪の毛が部分的に抜け落ちます。ときに、複数個所抜けてまだら模様になることもあります。その大きさは10円玉程度だったり(10円ハゲと呼ばれることもあります)、頭部の半分程度で起こったりと人によって異なります。

円形脱毛症はアトピーとの合併症として起こることもあり、皮膚疾患の一つとされています。皮膚科を受診すればステロイド剤を処方され、治ることが多いです。
円形脱毛症について詳しく見る

●男性型脱毛症
急激には起こらず、徐々にゆっくりとした進行をします。髪の毛がごっそりと抜けるわけではなく、髪の毛がだんだん細く短くなり、髪の毛自体の元気がなくなります。すると髪の毛が抜けていく頻度が高くなります。スキンヘッドのようなつるつるになるわけではなく、よく見るとうぶ毛が残っていることも特徴の一つです。頭頂部や生え際に起こることが多いです。
AGA/男性型脱毛症について詳しく見る

薄毛の原因


薄毛の原因は、本当にさまざまです。ここでは代表的なものを紹介します。

●血行不良
髪の毛は毛乳頭にある毛細血管から栄養を補給されて成長します。この毛細血管の血流が悪いと、髪を生成する毛母細胞へ酸素や栄養が届きづらくなって、細胞の新陳代謝が低下し、毛周期に乱れが出ます。それにより髪の毛の成長は鈍り、抜けやすくなると言われています。結果薄毛となってしまうのです。

●男性ホルモン
男性型脱毛症では、男性ホルモンが大きく関係しています。
男性ホルモンは毛乳頭細胞の分裂が抑えるはらたきを持っています。男性ホルモンが多く分泌されることで髪の毛の発育を阻害してしまうため、薄毛になってしまいます。

●ストレス
ストレスも薄毛を引き起こす要因の一つです。ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱すだけでなく、体中の血流を悪くするとされています。そして、頭皮の血流が悪くなった場合、毛根に十分な養分を運ぶことが困難になり、薄毛を引き起こしてしまうと考えられています。特に円形脱毛症はストレスの多い環境にいたり、急激な生活環境の変化によって引き起こされます。

●遺伝
前頭部がM字状に薄毛になることもありますが、このような状態は遺伝によって引き起こされることが多いです。(ただし、そうでない場合もあります。)

●食生活
忙しいあまり偏った食生活を送り続けることで、栄養が偏り薄毛の原因となります。特に塩分や脂質、糖質が多い食べ物を過剰に摂りすぎると血流が悪くなってしまうので避けた方が良いでしょう。さらに、夜寝る前に食べ物を食べてしまったり、暴飲暴食をすると、内臓を休める時間が短くなり、髪に必要な養分を作り出す時間がないため薄毛は進行してしまいやすくなります。たんぱく質や亜鉛を摂取しつつ、野菜なども取り入れたバランスの良い食事をすることで、髪の生成に必要な養分を作り出し、血流をよくしてくれ薄毛になりにくくなるとされています。

●ダイエット
太りすぎは血流が悪くなり、体内の末端までスムーズに血液を送ることができず、毛根に養分か届きにくく薄毛に繋がります。しかし、太りすぎを解消するために、食事制限を基本とした過度のダイエットをすると、さらに薄毛を進行させてしまうことがあるようです。食事制限をすると、髪に必要な養分を生成することができず、血流が良くなっても毛根へと運ぶ養分がないので、結果的に薄毛を招いてしまうのです。

薄毛の予防/治療法


予防


まずは薄毛の具体的な原因となることを知り、自らの生活習慣と照らし合わせて対策や予防を練っていくことになります。原因としてはストレスや紫外線によるダメージ、睡眠不足・食生活など不規則な生活、間違ったヘアケア、遺伝によるものなどが挙げられます。予防として、生活習慣を見直してみましょう。

●食生活の見直し
ジャンクフードや昔に比べ肉などの動物性タンパク質を多く摂るなど食の欧米化があります。動物性タンパク質を多く摂ることで体から皮脂が過剰に分泌するため、頭皮にも油が出るようになることや、高脂肪による肥満で汗をかきやすくなれば頭皮の皮脂の分泌がうながされやすくなりますし、血行も悪くなりますので薄毛になりやすいのです。コンビニ食やファーストフードなど外食が多い方は自炊を増やし野菜を多く摂取することが対策になります。またインスタントラーメンやスナック菓子が多い人もジャンクフードですので気をつけるべきです。

●薄毛予防や対策になる食材
・「鶏の胸肉と納豆の組み合わせ」「鮭と卵の組み合わせ」は抜け毛予防と育毛に効果的です。
・「梅干し」は、胃腸を消毒したり肝臓や心臓を強くするなどの効用が知られていますが、これが抜け毛を防ぐことが分かっています(例えば薄毛の飲みすぎは、肝臓に負担をかけすぎていることで髪の成分であるアミノ酸がアルコール分解に大量に使われてしまうからです。梅干しは肝臓を強くしますから薄毛対策になるわけです)。
・コラーゲンの含有量が多い食べ物も効果的です。タンパク質の一部であるコラーゲンは減少すると薄毛や抜け毛の原因になるとされており、適度なコラーゲンを補給することで発毛効果が現れることがあります。食べ物としては手羽先、フカヒレ、豚骨スープ、鮭、うなぎなどが挙げられます。

●十分な睡眠
十分な睡眠時間を確保できないと、体の中の新陳代謝も悪くなってしまいます。頭皮の新陳代謝がわるくなってしまうと、薄毛になりやすくなります。また、睡眠が乱れるとホルモンバランスも乱れることが多いです。

●ストレスフリー
気をつけてもらいたいのがストレスです。ストレスは血管の収縮を促します。毛母細胞だけでなく、全身に影響を与えますので、できるだけストレスを貯めないで生活することが必要です。

他にも血行を良くするために、適度な運動も大切です。

<<女性の薄毛>>
薄毛というと男性の悩みと思われがちですが、女性でも薄毛に悩む人が増えてきています。年齢に関わらず薄毛に悩まされるのにはさまざまな原因があります。女性の場合は、頭頂部や分け目が薄くなる、出産後に薄くなるなどが主な症状として多く見られます。

●シャンプー
頭頂部が薄くなるのはシャンプーによる原因が考えられます。シャンプの回数が多いと、髪に必要な油分も一緒に落としてしまいます。それにより、頭皮にフケが溜まり、毛穴を詰まらせていまい、ひこう性脱毛症という症状を引き起こします。逆にシャンプーを定期的に行わないことでも皮脂による毛穴詰まりで脂漏性脱毛になります。これらを防ぐには、適切な回数と洗髪の際に爪を立てて頭皮を傷つけないようにすることが大切です。
●髪を結ぶこと
分け目が薄くなる薄毛は、髪の長い女性がポニーテールなどで髪を結ぶことが原因と考えられます。これには個人差があり、すべての女性が結んでいるからといって薄毛になるわけではありませんが、結ぶことによって髪が引っ張られることでその部分は頭皮がむき出しになってしまいます。そこに紫外線が当たると頭皮はダメージを受け薄毛になりやすくなってしまいます。対策としては、毎日髪の結び方を変えたり、結ばない日を作って髪の毛を休ませたりすることが効果的です。
●出産
出産後に髪の毛が薄くなった場合は女性ホルモンの影響と考えられます。妊娠中は髪の毛の育成を活発化させるエストロゲンというホルモン物質が分泌されますが、出産後はそれが出なくなるために薄毛になってしまいます。しばらくすれば元に戻りますが、それまでは葉酸サプリなどで足りない栄養を補うといいでしょう。
●その他
これ以外にも髪全体が薄くなる症状もあります。この場合は、女性だけでなく男性にも共通していますが、原因はストレスやヘアケアなどが考えられます。髪にとってストレスは大敵ですのでストレスを溜めない生活を心がける事が大切です。オシャレの1つとしてカラーリングやパーマなどをする人も多いですが、過度に行うと髪にダメージを与えて薄毛を加速させてしまうので気をつけなければいけません。


<<10代の薄毛>>
薄毛の若年化は進んでおり、10代で症状を自覚するケースも多くなってきています。中学生や高校生の頃から、薄くなった自分の頭に悩む可能性があるということです。はっきりとした原因は解明されていませんが、思春期にはニキビができやすくなるように、ホルモンバランスの乱れや、食生活、不規則な睡眠時間などが影響していると考えられています。10代の薄毛の場合、大人のように発毛剤を使用することができません。医学的にも効果が確認されている発毛剤は、AGAの対策としては頼もしい味方ですが、ミノキシジル、フィナステリドが入った発毛剤を使えるようになるのは、20代になってからです。その為、10代で薄毛の症状が出てきたら自力で治すことを第一に考える必要があります。主な対処法は、「生活習慣の改善」「栄養バランスの改善」「ストレスの解消」の3つです。10代と言えども、ストレスがないわけではありません。受験勉強や人間関係の問題など、思春期独特の問題を抱えている場合も多いです。添加物がたくさん使われた食べ物が溢れていて、普通に生活するだけでも、薄毛を引き起こす要因が満載です。まずは、これらの原因を疑い、地道に対策を進めていくことが効率的な選択肢と言えます。もちろん、医者に診察してもらうのも良いでしょう。スカルプケア(頭皮ケア)が注目を集めていますが、医師の診察を受ければ、自分の頭皮に問題があるかどうかを知ることができます。また、10代のAGAに向いているシャンプーなども販売されているので、探してみるのもおすすめです。原因は複数あることも珍しくありませんから、自分の生活を見直し、問題点を探ることが解決への第一歩になります。


<<20代の薄毛>>
20代で薄毛に悩む人も増えてきています。髪が薄くなったからといって悲観して諦めるのではなく、正しい知識と対策を知って改善することが大切です。
薄毛とはどういった症状なのかというと、髪が細くなる、コシやツヤがなくなる、新しい髪が生えてこない状態です。人間は1日に髪の毛が数百本抜けると言われています。古くなった髪が抜けて新しく髪が生えることでサイクルになっています。したがって、新しく生えてこないことが薄毛にとっての問題といえます。初期症状の段階では、見た目で判断するのは難しく薄毛と気がつかない場合も多いです。入浴などをした際に以前より髪の抜ける量が増えてきたと感じた場合は、クリニックなどで診察を受けるといいでしょう。薄毛は男性の場合は多くの人がAGA(男性型脱毛症)が原因といわれ、遺伝やホルモンバランスの乱れもありますが、それ以外にも原因があります。飲酒や喫煙なども髪の毛に影響を与えるほか、食事や夜更かしなどの生活習慣の乱れなども薄毛を加速させてしまいます。また、ストレスなどにより血行不良が起こると髪が抜けやすくなります。薄毛になり始めた時の対処法は、髪に悪い影響を与えていることを改善することです。食事は3食バランスよく栄養を取り、髪の発育に良いとされる亜鉛なども積極的に摂ることです。脂っこいものは血液の流れを悪くするためなるべく控えましょう。飲酒を控え、喫煙をしている人は禁煙か量を減らすことが大切です。睡眠も髪の毛にとって大事な栄養になります。新陳代謝を活発にさせることで髪の毛が生えやすい状況を作れます。ストレスを溜めない生活を送るのは難しいのですが、発散できるように適度に運動をすると効果的です。薄毛の人は髪が抜けることを恐れて洗髪を控えようとしますが、毛穴の汚れが詰まると髪が抜けやすくなるので、きちんと洗髪することが大切です。


薄毛対策



●薄毛対策 食事編
毛髪の材料となる栄養素を積極的にとることをおすすめします。

・毛髪はおもにタンパク質でできているため、タンパク質をふくむ食材に注目することが大切です。日本人の食生活でなじみ深いのは、大豆です。大豆は植物性タンパク質が豊富で、豆腐や納豆などの加工した状態でも問題ありません。
・肉類もおすすめです
・ミネラルの亜鉛も大切です。貝類のカキ、レバー、ごまなどに豊富にふくまれています。タンパク質補給で紹介した納豆には亜鉛もふくまれているのでおすすめです。亜鉛はストレスなどにより減少するため、食事だけでは十分な量をとれない可能性もあります。亜鉛の補給が難しいと感じたときは、サプリメントを補助的に利用するのもおすすめです。


●薄毛対策 正しいシャンプー編
正しいシャンプーに関する知識を身につけることが重要です。

・弱酸性のシャンプーであれば、肌と同じ成分ですから頭皮に負担をかけません。
・ノン・シリコンシャンプーには人工的なコーティング剤が含まれていませんので、毛根が詰まるなどのトラブルを避けたい場合に適しています。
・爽快感を求めて香りや刺激が強いシャンプーを選ぶことは避けるようにしましょう。頭皮へのダメージに繋がる怖れがあります。
・シャンプーを使って洗髪した後は、十分に洗い流すことが大切です。シャンプーの成分が頭皮に付着したままだと、汚れや臭いなどの原因となります。ぬるま湯を使って洗い流す方法が適しています。


●薄毛対策 前髪編
近年では、多くの人が髪の毛に不安を抱いている現状です。シャンプーの度に抜け落ちる髪の毛。このままでは薄毛が進行してしまうと焦っている方もたくさんいます。特に前髪の薄毛は目立つ場所なので悩んでしまいがちです。
前髪が薄いので年齢よりも老けて見られるという方も多くいます。前髪の薄毛対策には様々ありますが、基本的に以下の通りです。

・頭皮環境を整えること
・自分の頭皮の状態を把握することから始めること
・皮脂腺に汚れや皮脂が溜まっている状態では育毛が遮られてしまっています。頭皮環境を整えて健康な頭皮をつくること

これらによって、前髪の抜け毛を大幅に減らすことができます。薄毛対策には髪の毛を育てる育毛アイテムも必須です。


●前頭部の薄毛対策 原因と対処法
薄毛にも様々な症状がありますが、前頭部が薄毛になる事があります。前頭部の薄毛は他の部分よりも目立ちやすいので、気になる部分となります。

<<原因>>
・食生活の偏り
・十分な睡眠時間がとれていない
・普段タバコをよく吸っている、など
血行不良や栄養不足、夜に髪の毛が成長するので睡眠時間が足りないと、髪の毛が成長しないのです。

<<対策>>
・髪の毛に栄養を与える大豆食品や栄養ある食事をバランスよく食べる
・しっかり睡眠をとる
・適度な運動を行ったり、ストレスを溜めない事
・出来るだけ早い段階で病院に行く事も対策です。早いうちに対処すれば、AGAの進行にすぐ気づけます。


●急増する若い女性の薄毛原因と対策
女性が薄毛になる原因は様々ありますが、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、加齢現象が主に挙げられます。一つの原因だけでなるのではなく、いくつか重なって薄毛の症状が出る場合もあります。女性の場合は極端なダイエットによってストレスを受け、びまん性脱毛症になる事も多いです。

<<対策>>
・ストレスを溜めないように生活する事
・ダイエットをしているなら、方法を見直した方が良い場合もあります。
・育毛剤や発毛剤を使うのも対策としては良いのですが、原因によって対策方法も変わってくるため、まずは専門の医療機関で診察を受ける事も大切です。
・なぜ薄毛になってしまったのか原因を特定し、それに合った治療を受ける事が改善への第一歩です。


●薄毛で悩む40代女性原因はストレスと女性ホルモン
男性と比べて女性は薄毛に悩まされることが少ないですが、40代になると薄毛の心配が出てくる女性が増えます。

<<原因>>
・ストレスと女性ホルモン分泌の低下といわれています。女性は40代がストレスがたまる年齢といわれており、慢性的にストレスをためていると血液が流れる血管が収縮されて血行不良がおきます。血行不良が起きると、髪の毛根まで血液内の栄養が行き届かず、抜け毛が発生します。
・加齢とともに女性ホルモンの一種で毛髪の成長に大きく関わっている「エストロゲン」という成分の分泌が減少します。エストロゲンが減少すると髪の成長期が短くなり、休止期間が長くなります。髪が痩せほそってしまい、ひとつの毛穴から出る髪の本数が減ったりします。

<<改善策>>
・ストレスをためないこと
・ホルモンバランスを保つこと
・寝る前にストレッチなどをして筋肉をほぐすと、今は体が休息の時間であると脳が判断して出てホルモン分泌が促進されます。
・ストレッチをすることで血流も良くなります。


●薄毛改善にかかる期間
髪のヘアサイクルは3ヶ月から半年ほどで、髪全体の5パーセントから10パーセントは退行期または休止期の状態にあるため、薄毛改善のためには半年から1年ほど必要です。

退行期にある髪は細胞分裂が緩やかになった状態で、休止期は細胞分裂が完全に停止し、髪の成長が止まり抜け落ちやすい状態です。ヘアサイクルが正常な状態でも、毎日、約50本から100本の髪が抜け落ちていて、薄毛対策の効果が出ているのか判断するのは難しい状況です。

新しい髪が生えてきたとしても、新しい髪が定着することが重要で、うぶ毛状態から成長して定着しないと効果は実感できません。そのため、退行期・休止期だった髪が一通り抜け落ち、新しい髪の成長を確認するため、半年から1年の期間が必要なのです。


●薄毛と卵の関係性
髪はケラチンというアミノ酸で構成されています。そのケラチンに多く含まれるシスチンというアミノ酸が髪を作る上でとても重要なため、食事でも積極的に摂取して薄毛治療をサポートする必要があります。

シスチンを多く含む食材で身近なものは「卵」です。卵にはシスチンだけでなく髪を作るために不可欠な栄養素が他の食材と比べても豊富に含まれています。例えば鉄分です。鉄分は、髪を作り出す毛母細胞に栄養素や酸素を届けるためには欠かせません。そして、ビタミンB群も重要な栄養素です。ビタミンB群の中のビタミンb6はケラチンの構成を促進する作用があります。つまり卵は、ケラチンに多く含まれるシスチンとケラチンの構成を促進するビタミンb6により髪の生成をサポートし、さらに鉄分によって髪を作り出す毛母細胞に栄養素や酸素をしっかり与えることができるため、薄毛でお悩みの方にはオススメの食材です。ただし、卵だけに偏らず、満遍なく栄養を摂取するという基本を忘れないようにしましょう。


●男女別薄毛・抜け毛対策
男性と女性では抜け毛や薄毛の原因は異なります。

<<男性の場合>>
若年の場合にはテストステロンという男性ホルモンが最も関与し、それ以外に遺伝やストレス、食事や生活習慣が考えられます。
<<対策>>
・飲酒や喫煙を辞めること
・不規則な生活は髪の毛の成長を妨げるので、規則正しい生活を心がけること
・ストレスをためるのは髪に良くないため、あまりストレスをためないようにした方がいいです。

<<女性の場合>>
加齢やホルモンバランスやストレスが原因となっています。
<<対策>>
・過激なダイエットなどをしないこと。栄養不足やホルモンバランスを乱すことになります。
・女性ホルモンのバランスを崩すような、喫煙や睡眠不足も禁物。
・自分の頭皮に合ったシャンプーやヘアケアをすることも大事です。


●病院で薄毛治療するなら何科?
薄毛治療をしたい場合、どの科に行けば良いのか迷いがちです。一般的には、薄毛治療は皮膚科で行っています。しかし、最近はAGA治療を行っている病院が増えているので、本格的に薄毛治療したいならAGA外来のある病院を選ぶのも良いでしょう。AGA治療は内服薬を毎日飲むだけで行うことができますので、気軽に相談することも良いことでしょう。
薄毛の原因が様々です。原因によって有効な治療法が変わってくるため、まずは自分がどのタイプの薄毛なのかを判断する必要があります。自分ではなかなか分かりづらい部分なので、医療機関で医師に診断する事が重要です。その上で育毛剤や飲み薬を処方してもらう事で、効果的な薄毛治療を受ける事ができます。自分で育毛剤などを使っているのに、なかなか改善しない場合には、医療機関で治療を受ける事をおすすめします。

■薄毛に悩む前に改善したい生活習慣
薄毛に悩んでいる人は少なくありませんが、普段の生活習慣を改善する事で薄毛による悩みを少しでも和らげる事ができます。まずは睡眠による改善です。睡眠不足によるホルモンバランスの乱れは薄毛を大きく進行させてしまいます。1日で1番髪の毛が成長するのは夜10時~深夜2時と言われているので、その時間帯に寝る事が髪の毛にいい影響を与えます。その他にも栄養の摂取による対策も効果的です。髪の毛の成分はタンパク質です。大豆や芋類といったタンパク質の多い食材を積極的に取り入れる事が大切です。ビタミンや亜鉛といった栄養素も髪の毛の成長には必要なので、野菜を食べてビタミンの補給も欠かしてはいけません。亜鉛はサプリによる補給がおすすめです。

■注意!薄毛になりやすい食べ物
薄毛を気にする人が気を付けるべき食べ物の代表が、揚げ物などの油っこい料理です。油を過剰に摂取すると毛穴が詰まる原因となり、代謝を低下させるなどの悪影響も与えます。また、糖分の摂り過ぎも抜け毛の原因となることがあります。砂糖などの糖分を大量に含んだ清涼飲料水のほか、ドーナツ・スナック菓子のような油と糖分を組み合わせた食品にも特に注意が必要です。脂質の代謝にはビタミンB2、糖質の代謝にはビタミンB1が必要ですが、手軽に食べられる菓子パンやラーメンなどにはほとんど含まれていません。健康で丈夫な髪の毛のためには、栄養バランスの偏ったインスタント食品やコンビニ食、ファストフードなども控えた方が良いでしょう。

■薄毛改善に効果的なレシピ
髪の成長に欠かせないタンパク質を上手く料理に取り入れることが薄毛改善にも繋がります。低カロリーなのに良質なタンパク質を豊富に含んだ「たこ」を色々な野菜と組み合わせたサラダはいかがでしょうか。刺身用のゆでダコと甘夏、フリルレタスとルッコラを用意し、お皿に盛りつけて、後はドレッシングで和えるだけです。ドレッシングは白ワインビネガーとオリーブオイル、メープルシロップと塩コショウで作っています。カロリーは1人あたり157kcalと非常に低カロリー。作り方も簡単で15分程で出来てしまうので、忙しい朝にもぴったりです。解毒作用のある「タウリン」も豊富に含まれているので、薄毛対策はもちろん、健康な体作りにも良いレシピです。


治療法


薄毛の治療は早めに行うことが大切です。専門機関に相談し、その人にあった治療を行います。
●円形脱毛症の場合
局所注射や局所免疫療法で治療ができますが、これらは保険が適応されないことがあります。
他にも飲み薬や塗り薬で治療を行うことがありますが、必ず医師と相談し正しく治療を行うようにしましょう。
円形脱毛症について詳しく見る

●男性型脱毛症の場合
内服薬の薬や塗り薬で治療を行います。
AGA/男性型脱毛症について詳しく見る


<<薬の選び方>>
くすり(育毛剤)には、作用によっていくつかの種類があります。毛根の細胞を刺激して活性化させるもの、頭皮の余分な皮脂を抑えるもの、そして血流を改善するものなどです。この血流を促進する方法は、毛根の細胞にも影響する、根本的な対策といえます。
毛に栄養や指令を送る重要な細胞が、毛根の細胞です。この細胞に対して毛細血管を通して栄養や酸素が送られており、加齢やストレスによって血管が収縮し十分な栄養が供給されないことで抜け毛が生じます。したがって毛細血管を拡張することで、血流の促進や栄養・酸素の十分な供給が可能となるのです。血管拡張作用をもつ発毛促進成分として、カルプロニウム塩化物水和物というものがあります。この成分が入った育毛剤を使用すれば、脱毛効果や育毛、発毛の効果が期待できます。これは加齢やストレスによる脱毛症、病後や産後の抜け毛など、幅広い脱毛症状に対し、男女問わず使用できる成分です。市販されている育毛剤は、このカルプロニウム塩化物水和物だけでなく、細胞の活性化や皮脂抑制などのための様々な成分を組み合わせていることが多くあります。成分の相乗効果により、育毛に対し多面的な効果を発揮させることが狙いです。したがって育毛剤選びには、成分をよく読み自身の症状に応じたものを見つけることが大切です。いざ商品を購入した後は、より効果を促すため夜の入浴後に使用することがおすすめです。血管がすでに拡張しており、血流が良い状態のため、より成分の効果が発揮されます。髪の毛は乾かしてから使用するようにしましょう。また、頭皮マッサージをしながら使用することで、身体がリラックスし血行がより良い状態になり、毛根の細胞に栄養が行き渡りやすくなります。焦らずにゆったりした気持ちで、育毛剤を利用することが大切だといえます。ただしカルプロニウム塩化物水和物にも副作用の可能性があります。体質によっては、発汗や皮膚の異常、吐き気や嘔吐が起こる場合があるため、身体の様子をみながら使用を進めてください。特にアレルギー体質の人は、注意が必要です。医薬品、医薬部外品のどちらも販売されているため、症状によっては医師と相談しながら選定してみてください。

■治療薬と副作用
1.男性用薄毛治療薬の副作用
男性の薄毛や脱毛症においては、フィナステリドとミノキシジルという2つの薬が特に効果と信頼性を認められています。副作用については、フィナステリドは性欲減退や肝機能障害、ミノキシジルは血管拡張作用による吐き気や血圧の低下などが報告されていますが、どちらもまれなケースとなっています。また、もともとの体質や年齢、他の疾患の有無などによっても、副作用の起こりやすさに差があります。体調に関して気になることは正しく医師に伝え、指示に従って薬を服用することが副作用を防ぐためには重要です。事前の検査を丁寧に行い、患者の声に耳を傾ける医師を選ぶことも大切でしょう。なお、フィナステリドとミノキシジルは妊娠に影響を与える可能性があるため、男性のみが使用できることになっています。

2.薬の子作りへの影響
薄毛に効果があるとされるプロペシア。実は妊婦に危険な副作用があるって知ってましたか。妊婦が内服する、薬に触れるだけで胎児に悪影響が生じる恐れがあります。薬を使用中の性交渉により妊娠するよりも妊婦が薬を触ってしまうことの方が危険です。精液にプロペシアが混入しても微々たる量ですが、素手で触ると皮膚から吸収されて体内に入ってしまうからです。恋人がいる男性がこの薬を使う場合はパートナーとよく相談することが非常に大切です。副作用はほとんどの薬にもありますが、パートナー及び赤ちゃんに影響する副作用を持つ場合は使用前に家族と相談してください。二人で相談し合って子供が生まれるまで薬を使わないなどお互いが納得することが重要です。

3.ジェネリックの場合
病院で投薬される治療薬には先発医薬品(新薬)とジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。ジェネリックは、効果や安全性が新薬と同じであると国が判断した薬です。新薬・ジェネリックを問わず、正しく薬を使用していたのに副作用が発生して、入院が必要になるほどの重篤な副作用が発生した場合には「医薬品副作用被害救済制度」が認められます。ジェネリックは新薬より約2割から6割ほど安いので変更を希望される方が増えています。ジェネリックを使うには、医師や薬剤師に相談をし、お薬手帳に「ジェネリック医薬品希望シール」を貼っておくと薬局で対応してくれます。ただし、処方せんの「変更不可」欄にレ点が付いているとジェネリックには変更ができません。

薄毛の薬の上手な選び方・使い方

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現在薄毛に悩む人の数はとても増えています。いきなり医療機関を訪問し、薄毛の対策をするということに抵抗のある方もいるかもしれません。まずは薬用シャンプーで頭皮マッサージをし、生活リズム改善など頭皮環境の良化に努めてみてください。そうすることで髪に対する意識が高まり、医療機関への診療のハードルがさがってくることがあります。そして薬を使用する場合は、自身の薄毛の症状に適合した薬を選択することが何より大切です。細く短い髪の脱毛が急激に増えてきたというタイプの人は、毛髪を作り出す為の正常な育毛サイクルが崩れてしまっている可能性があります。これはホルモンの働きが過剰になってしまった為に、発毛が阻害され、脱毛を引き起こしていると考えられます。このような場合にはホルモンの分泌、働きを抑制する薬を用いると効果が期待できます。一方、以前より少々抜け毛、薄毛が気になり始めたという初期薄毛のタイプの人は、頭皮の血流を増大させることで、頭全体に栄養分を循環させる効果が期待できる薬を用いることで症状が軽減されることがあります。薬はドラッグストアで入手できるものから、医師の処方のもとに使用することになるものなど多岐に渡っています。綿密な問診のもとに自身の薄毛に適合した薬を選択することが重要です。また男女で使用できる薬剤に制限があったり、妊婦が触ると悪影響を及ぼす薬などもありますので知識を持つことも大切です。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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    薄毛に悩む30代男性です。 昔から髪の毛はよく抜けていましたが、10代まではさほど気にしていませんでした。 20代になってようやく、なにかし始めたほうがいいのではないか、と思い当時の友達や先輩に相談しました。 その際に聞いて驚いたのが、抜ける髪の毛の質です。薄毛の人もそうでない人も、ある程度髪の毛が抜けるのに変わりはないのですが、40代になっても髪の毛のボリュームがある男性のほとんどが、しっかり…続きをみる
  • うつが原因で薄毛になりました!!

    薄毛・うつ

    精神的にも、肉体的にもストレスがあった時にうつ状態になりました。体調も悪く食生活もイライラからくる暴飲暴食をしてしまったので栄養も悪く髪が抜けてしまいました。また、ストレスと共に頭皮をかきむしる状態になってしまったので余計に抜け毛が増えて薄毛になってしまいました。まだら薄毛になってしまいとても悲しかったです。 精神科での治療と共に皮膚科に行き治療を受けました。精神科では精神の安定を保つ投薬治療を…続きをみる

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