薄毛うすげ

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様々な症状
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医師監修

薄毛とは

薄毛とは、髪が生え変わるたびに新たに生えてくる毛が細くなり、また髪の毛のコシやツヤがだんだんなくなってしまい、髪の毛の全体的なボリュームがなくなることです。
薄毛に悩んでいる方は多く、近年では男性ばかりではなく、女性にも薄毛に悩んでいる人が増えています。髪の毛の生え際や分け目を見て感じることがあります。薄毛は様々な原因によって引き起こされます。遺伝やホルモンの影響もありますし、普段の生活習慣やストレスが原因で髪の毛が減り、細くなり薄毛になることもあります。

薄毛をコンプレックスと感じて、若いころから薄毛に悩む人は少なくありません。しかし世の中には薄毛を個性ととらえることで悩みを解消したり、さらなる活躍をしている人がいることも事実です。
遺伝で薄毛になるかも…と気になる方は、早めに対策することで将来に備えましょう。

症状


薄毛の具体的な症状には、おもに髪の毛の量が減り、新たに生えてくる毛が細くなることでです。ここでは日本人に多い2つの症状についてお伝えします。

●円形脱毛症
円形脱毛症は、ある日突然起こります。髪の毛が部分的に抜け落ちます。ときに、複数個所抜けてまだら模様になることもあります。その大きさは10円玉程度だったり(10円ハゲと呼ばれることもあります)、頭部の半分程度で起こったりと人によって異なります。

円形脱毛症はアトピーとの合併症として起こることもあり、皮膚疾患の一つとされています。皮膚科を受診すればステロイド剤を処方され、治ることが多いです。

●男性型脱毛症
急激には起こらず、徐々にゆっくりとした進行をします。髪の毛がごっそりと抜けるわけではなく、髪の毛がだんだん細く短くなり、髪の毛自体の元気がなくなります。すると髪の毛が抜けていく頻度が高くなります。スキンヘッドのようなつるつるになるわけではなく、よく見るとうぶ毛が残っていることも特徴の一つです。頭頂部や生え際に起こることが多いです。

原因


薄毛の原因は、本当にさまざまです。ここでは代表的なものを紹介します。

●血行不良
髪の毛は毛乳頭にある毛細血管から栄養を補給されて成長します。この毛細血管の血流が悪いと、髪を生成する毛母細胞へ酸素や栄養が届きづらくなって、細胞の新陳代謝が低下し、毛周期に乱れが出ます。それにより髪の毛の成長は鈍り、抜けやすくなると言われています。結果薄毛となってしまうのです。

●男性ホルモン
男性型脱毛症では、男性ホルモンが大きく関係しています。
男性ホルモンは毛乳頭細胞の分裂が抑えるはらたきを持っています。男性ホルモンが多く分泌されることで髪の毛の発育を阻害してしまうため、薄毛になってしまいます。

●ストレス
ストレスも薄毛を引き起こす要因の一つです。ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱すだけでなく、体中の血流を悪くするとされています。そして、頭皮の血流が悪くなった場合、毛根に十分な養分を運ぶことが困難になり、薄毛を引き起こしてしまうと考えられています。特に円形脱毛症はストレスの多い環境にいたり、急激な生活環境の変化によって引き起こされます。

●遺伝
前頭部がM字状に薄毛になることもありますが、このような状態は遺伝によって引き起こされることが多いです。(ただし、そうでない場合もあります。)

●食生活
忙しいあまり偏った食生活を送り続けることで、栄養が偏り薄毛の原因となります。特に塩分や脂質、糖質が多い食べ物を過剰に摂りすぎると血流が悪くなってしまうので避けた方が良いでしょう。さらに、夜寝る前に食べ物を食べてしまったり、暴飲暴食をすると、内臓を休める時間が短くなり、髪に必要な養分を作り出す時間がないため薄毛は進行してしまいやすくなります。たんぱく質や亜鉛を摂取しつつ、野菜なども取り入れたバランスの良い食事をすることで、髪の生成に必要な養分を作り出し、血流をよくしてくれ薄毛になりにくくなるとされています。

●ダイエット
太りすぎは血流が悪くなり、体内の末端までスムーズに血液を送ることができず、毛根に養分か届きにくく薄毛に繋がります。しかし、太りすぎを解消するために、食事制限を基本とした過度のダイエットをすると、さらに薄毛を進行させてしまうことがあるようです。食事制限をすると、髪に必要な養分を生成することができず、血流が良くなっても毛根へと運ぶ養分がないので、結果的に薄毛を招いてしまうのです。

予防/治療法


予防


まずは薄毛の具体的な原因となることを知り、自らの生活習慣と照らし合わせて対策や予防を練っていくことになります。原因としてはストレスや紫外線によるダメージ、睡眠不足・食生活など不規則な生活、間違ったヘアケア、遺伝によるものなどが挙げられます。予防として、生活習慣を見直してみましょう。

●食生活の見直し
ジャンクフードや昔に比べ肉などの動物性タンパク質を多く摂るなど食の欧米化があります。動物性タンパク質を多く摂ることで体から皮脂が過剰に分泌するため、頭皮にも油が出るようになることや、高脂肪による肥満で汗をかきやすくなれば頭皮の皮脂の分泌がうながされやすくなりますし、血行も悪くなりますので薄毛になりやすいのです。コンビニ食やファーストフードなど外食が多い方は自炊を増やし野菜を多く摂取することが対策になります。またインスタントラーメンやスナック菓子が多い人もジャンクフードですので気をつけるべきです。

●薄毛予防や対策になる食材
・「鶏の胸肉と納豆の組み合わせ」「鮭と卵の組み合わせ」は抜け毛予防と育毛に効果的です。
・「梅干し」は、胃腸を消毒したり肝臓や心臓を強くするなどの効用が知られていますが、これが抜け毛を防ぐことが分かっています(例えば薄毛の飲みすぎは、肝臓に負担をかけすぎていることで髪の成分であるアミノ酸がアルコール分解に大量に使われてしまうからです。梅干しは肝臓を強くしますから薄毛対策になるわけです)。
・コラーゲンの含有量が多い食べ物も効果的です。タンパク質の一部であるコラーゲンは減少すると薄毛や抜け毛の原因になるとされており、適度なコラーゲンを補給することで発毛効果が現れることがあります。食べ物としては手羽先、フカヒレ、豚骨スープ、鮭、うなぎなどが挙げられます。

●十分な睡眠
十分な睡眠時間を確保できないと、体の中の新陳代謝も悪くなってしまいます。頭皮の新陳代謝がわるくなってしまうと、薄毛になりやすくなります。また、睡眠が乱れるとホルモンバランスも乱れることが多いです。

●ストレスの軽減
気をつけてもらいたいのがストレスです。ストレスは血管の収縮を促します。毛母細胞だけでなく、全身に影響を与えますので、できるだけストレスを貯めないで生活することが必要です。

他にも血行を良くするために、適度な運動も大切です。


薄毛対策



●薄毛対策 食事編
毛髪の材料となる栄養素を積極的にとることをおすすめします。

・毛髪はおもにタンパク質でできているため、タンパク質をふくむ食材に注目することが大切です。日本人の食生活でなじみ深いのは、大豆です。大豆は植物性タンパク質が豊富で、豆腐や納豆などの加工した状態でも問題ありません。
・肉類もおすすめです
・ミネラルの亜鉛も大切です。貝類のカキ、レバー、ごまなどに豊富にふくまれています。タンパク質補給で紹介した納豆には亜鉛もふくまれているのでおすすめです。亜鉛はストレスなどにより減少するため、食事だけでは十分な量をとれない可能性もあります。亜鉛の補給が難しいと感じたときは、サプリメントを補助的に利用するのもおすすめです。


●薄毛対策 正しいシャンプー編
正しいシャンプーに関する知識を身につけることが重要です。

・弱酸性のシャンプーであれば、肌と同じ成分ですから頭皮に負担をかけません。
・ノン・シリコンシャンプーには人工的なコーティング剤が含まれていませんので、毛根が詰まるなどのトラブルを避けたい場合に適しています。
・爽快感を求めて香りや刺激が強いシャンプーを選ぶことは避けるようにしましょう。頭皮へのダメージに繋がる怖れがあります。
・シャンプーを使って洗髪した後は、十分に洗い流すことが大切です。シャンプーの成分が頭皮に付着したままだと、汚れや臭いなどの原因となります。ぬるま湯を使って洗い流す方法が適しています。


●薄毛対策 前髪編
近年では、多くの人が髪の毛に不安を抱いている現状です。シャンプーの度に抜け落ちる髪の毛。このままでは薄毛が進行してしまうと焦っている方もたくさんいます。特に前髪の薄毛は目立つ場所なので悩んでしまいがちです。
前髪が薄いので年齢よりも老けて見られるという方も多くいます。前髪の薄毛対策には様々ありますが、基本的に以下の通りです。

・頭皮環境を整えること
・自分の頭皮の状態を把握することから始めること
・皮脂腺に汚れや皮脂が溜まっている状態では育毛が遮られてしまっています。頭皮環境を整えて健康な頭皮をつくること

これらによって、前髪の抜け毛を大幅に減らすことができます。薄毛対策には髪の毛を育てる育毛アイテムも必須です。
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