せき

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様々な症状
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医師監修

咳とは

咳とは、肺や軌道から空気を排出させるために起きる収縮運動です。気管、喉頭、呼吸筋の反射的な動きであり、一般的には咳と呼ばれています。風邪やウイルスなどが原因で起こる事もありますが、ほこりやタンなどによって引き起こる事も多いです。その為、咳が出るからといって、病気と判断する事も難しくなります。長く続くようであれば、病院へ行きましょう。

症状

咳は肺や気管などの呼吸器を、煙やウイルスなどの異物から守る為に、反射的に行う生体防御反応です。

喉頭や気管には異物に反応する咳受容体があります。
そこに刺激を与えると脳にある咳中枢に伝達がいき、横隔膜などの呼吸筋に指令が送られ、咳が起こるという流れです。

原因

咳は、ほこりなどが絡まって起きるものから、風邪などのウイルスによるもの、さらには重い病気が原因のものまで様々です。

病気が原因の咳には以下3種類があります。

・急性のせき
・遷延性のせき
・慢性のせき

それぞれ原因となる病気や、せきが続く期間が違います。

●急性のせき
咳が続く場合、咳が始まってから3週間以内なら呼吸器感染症を原因とする急性咳嗽が考えられます。インフルエンザ急性気管支炎などは3週間未満で納まると言われています。それ以外には、風邪・急性肺炎・気管支喘息などの呼吸器疾患や、うっ血性心不全、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの病気が考えられます。このうち、感冒様症状がある場合や徐々に症状が軽くなる場合、周囲に同様な症状を持つ人がいる場合、性状の変化する膿性痰を伴う場合は、感染性の咳である可能性があります。感染性の咳が疑われた場合、必要に応じて検査を受けることが大切です。咳の症状の強さがピークを越えている場合は、鎮咳薬などを用いた対処療法で様子を見ます。この時、市販されている医薬品を使うのも有効です。様々な種類の鎮咳薬があるので、自分自身の症状にあった医薬品を服用してみるのも1つの手段です。しかし、マイコプラズマや肺炎クラミジア、百日咳などが原因の時は、抗菌薬治療が必要になる場合もあります。次に、咳の強さがピークを越えていない場合、肺炎や結核などの感染を疑って、胸部X戦検査や血液検査を行うことが勧められます。検査の結果、もし肺に影響がないならば、ピークを越えている場合と同様に対処療法を行います。しかし、肺炎や結核、感染症以外の肺の病気があった場合、原因に応じて抗生物質の投与などの治療を行います。


●遷延性のせき 慢性のせき
「遷延性のせき」は3週間以上、「慢性のせき」は8週間以上続くと言われています。いずれも病院での診察と症状を抑えるための薬が必要です。市販の薬を飲み続けても納まる事はありませんので、病院へ行きましょう。
また、この状態はインフルエンザや急性気管支炎のような感染症による原因よりも咳喘息ぜんそくのような非感染症が原因の事が多くなります。長期間の咳が続く場合には、咳の種類がかわいたようなから咳なのか痰を伴うような湿った咳なのかによっても検査方法や治療方法も変わります。

予防/治療法

咳の予防



まめにうがいをしウイルスを停滞させないようにする事です。

●気道粘膜を綺麗な状態に、尚且つ潤わせておきましょう
気道粘膜が乾燥していると、ウイルスを外へ出す事も難しくなりますので、うがいで洗浄し、常に潤っている状況にしましょう。

●外出する際や人が多い所ではマスクを着用しましょう
ウイルスが体内に入ってこないようにしましょう。マスクを着用する事によって口の感想を防ぐことも出来ます。
その為、乾燥している季節やほこりが舞いやすい掃除や洗濯物を干す際にも着用する事をお勧めします。

●空気が乾燥しやすい季節には、加湿器で調整しましょう
細目に水分補給を行い、喉が渇いた状態にならないように気を付けましょう。お酒や辛い物など食べ物や飲み物がのどの渇きや刺激となり、咳を引き起こす事もありますので、喉が敏感になっている時には避けて下さい。


検査・治療法




<<3週間以上咳が出る場合の検査と治療法>>
3週間以上咳が出る場合は、主に胸部X線写真やCT、呼吸機能検査が行われます。痰を伴わない咳の場合は、血液検査が行われることがあります。痰を伴う場合は、痰の検査や気管支内視鏡検査を行うことがあります。

<<8週間以上痰を伴う咳が続いている場合>>
結核や肺がんなどの重篤な病気の可能性があるので、すぐに呼吸器内科を受診するようにしてください。
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健康チェック

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「放っておくと危険な咳(せき)」チェック

いつまでも治らない? その咳重大な病気かも...

咳は、風邪や花粉症などのアレルギー症状としてよく見られるため軽く考えがちですが、もしかしたら肺炎やCOPDなどの重大な病気にかかっているかもしれません。

呼吸器に何らかの原因があり咳は出るもの。なかなか良くならない咳を放っておくと、病気が進行してしまうことも…

ご自身やご家族の咳が危ないものか否かを知り、早期に治療を受け、症状を悪化させることがないように、まずはセルフチェックしてみましょう。

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