胸焼けむねやけ

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医師監修

胸焼けとは

胸やけとは、胸に焼けるような感じや違和感、痛みなどが起こる症状を指します。

多くの場合は、食べ過ぎや過度な飲酒が原因です。過度のストレスによって起こる胃酸過多によって、胸焼けを感じることもあります。

ただの胸やけと思って放置し続けると、逆流性食道炎やがんなどの病気を見逃す可能性があります。長引く場合や痛みが気になるときは内科や消化器内科などを受診しましょう。

胸焼けの原因と対処法

胸焼けの主な原因には、以下が挙げられます。

暴飲暴食


暴飲暴食をすると、胃酸過多になってしまい胸焼けが起こります。こってりした脂っぽい食事が、胸焼けの原因になることもあります。アルコールの飲みすぎも翌日の胸焼けにつながります。

暴飲暴食しないように、ストレスはその都度解消するようにしましょう。肥満になると、内臓が圧迫されて胸焼けを起こしやすくなります。

ダイエット


過度なダイエットをすると、胃の粘膜、胃酸などのバランスが崩れてしまいます。食事をしていないのに、胃酸が出てしまう状態になることもあります。

カロリー制限や食事制限だけではなく、運動やバランスの取れた食事を意識して体型を整えるようにしましょう。

妊娠


妊娠初期は、ホルモンバランスの変化の影響で内臓機能が低下してしまうことがあります。

つわりが落ち着いた後も、臨月になると再び胸焼けを起こしやすくなります。胎児の成長や胎盤・羊水の増量によって子宮が膨らみ、胃腸が圧迫されることが原因です。

妊娠中に胸焼けがあるときは、できるだけ揚げ物や香辛料などは避けましょう。うどんやおかゆなど、消化のよいものを食べましょう。また、野菜は、煮たり蒸したりすることで消化しやすくなり、胃の負担が軽減されます。

空腹になると胃酸が強まり胸焼けを引き起こしやすくなるため、こまめに少しずつ食べて空腹になるのを避けましょう。

便秘


便秘が長期間続くと、胃腸が圧迫されて胸焼けが起きることがあります。高脂肪・高タンパクの食べ物ばかり摂取している場合は、野菜を中心とした和食のメニューに切りかえましょう。

食物繊維を積極的に摂取していくことで、胸焼けはもちろん便秘の解消に繋がります。ヨーグルトを食べたり、乳酸菌のサプリメントを摂取するという方法もあります。また、お腹を圧迫しないゆったりした洋服や下着を身につけるとよいでしょう。

病気による胸焼け


●逆流性食道炎
胸やけを引き起こす病気として「逆流性食道炎」があります。症状としては、胸やけのほかに、呑酸、げっぷ、のどの違和感などがあります。

逆流性食道炎の疑いがある場合は、消化器内科などを受診しましょう。

●胃潰瘍・十二指腸潰瘍
胃潰瘍や十二指腸潰瘍が起きている場合、胸焼けやみぞおち辺りの痛みを感じることがあります。

薬物治療を行い、ピロリ菌が潰瘍の原因であった場合は、ピロリ菌を除去するための治療も行います。ストレスやタバコも要因となるため、気を付けましょう。

胸焼けの予防

食べ物に気を付ける


誰にでも気軽にできる胸焼け予防は、食品に気を付けることです。

揚げ物などの脂っこい食べ物や、柑橘類などの酸の強い食材、チョコレートケーキなどの糖分が多い食べ物は、少し控えるとよいです。

また、アルコール、カフェイン含有飲料、激辛のラーメンなど、胃への刺激が強いものもセーブしましょう。

ビールや炭酸ジュースは、飲みすぎると炭酸ガスで胃が膨れてしまうため注意が必要です。また、時間がないときに早く食べることも胸焼けの原因になります。食事の際は、できるだけゆっくりよく噛むようにしましょう。

生活習慣に気を付ける


食後に眠くなってすぐ横になると、胃酸が逆流してしまいます。食後すぐに寝ることは避けましょう。

夜に小腹が減ったときは、カロリーが高い消化の悪いものを食べるのは控えたほうがよいです。夜は日中に比べて胃の働きが弱くなってしまうからです。

また、肥満の人は特に胸やけになりやすいため、生活習慣を改善する必要があります。

胸焼けの薬の上手な選び方・使い方

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胸焼けをおこしている時に使う薬の選び方はその時の胸焼けの原因や重症度にもよりますが軽度の場合にはH2ブロッカーという強い胃酸を抑える役割の薬を選択するのが基本的な選択になります。H2ブロッカーが配合されている薬にはファモチジン、ラニチジン、ニザチジン、ロキサチジン、シメチジンなどがありこの薬を服用することで強い胃酸を抑えてげっぷなどで胃酸が食道などへ上がってくるのを防いでくれています。

服用に関しての主な注意点は市販薬の場合には1日に2回までとなっているものが多く対象年齢も15歳以上というものが殆どで小児が飲めるタイプはロキサチジンで医療用のものとなります。

H2ブロッカーの服用時にはこのタイプの薬だけで効果は期待できますが、胃の粘膜の保護を目的とした薬を飲むことで更に万全のスタイルになると言えます。

一方で症状がかなり軽度であったり、薬そのものが苦手な方、あるいは妊婦さんや授乳中の方には安中散含有の胃腸薬や制酸剤や消化剤を配合した胃腸薬が漢方系の薬なのでH2ブロッカーに比べると効き目が緩やかで時間もかかりますが服用でききる薬になります。胸焼けの症状や重度、服用時の状態によってこのような選択ができます。
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