二日酔いふつかよい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

二日酔いとは

二日酔いとは、お酒を過度に飲むことにより、体内でアルコールが分解しきれず、肝臓にも負担がかかって、脱水による症状なども合わさり、8~14時間前後までさまざまな不調が現れることを言います。仕事の付き合いで飲む機会が多いサラリーマンをはじめ、年末年始の宴会続きの時などに、こうした症状を訴える人がよく見られるでしょう。
本来体内に入ったアルコールは、アセトアルデヒドという物質に分解され、そこからまた酢酸へと変わり、そして水と二酸化炭素になって体の外へと出されますが、アルコール量が多すぎるとこのシステムが回りきらず、その結果二日酔いが起こります。
悪酔いはアルコールによる不調が2~6時間後に現れるもので、頭痛やイライラ感、寒気などの症状が現れます。

二日酔いの症状

二日酔いの症状は飲み方や体質によって個人差があります。
●主な二日酔いの症状
・頭痛
・吐き気、むかむかとした胃のむかつき、
・体は冷えていても、ほてりを感じる
・喉が渇く
お酒が残っている間は、ひどい泥酔状態であれば記憶がなくなったり、ろれつが回らない、うまく歩くことができずよろけてしまうといった状態も見られます。ひどい時には脱水症状になることもあります。

二日酔いの際に起こる頭痛は、大量のアルコールが代謝分解される際に大量の水分を必要とし、脳膜を保護している髄液が減少するためとされています。頭痛は体の中からアルコールがなくなってもまだしつこく残ることも多いでしょう。また二日酔いは肝臓にも大きな負担を与えてしまいます。その結果、体のだるさを感じたり筋肉痛などが起こる場合もあります。肝臓は疲労物質を分解する働きもしており、この機能が弱まるために倦怠感や疲労感、筋肉痛などの症状が起こるとされています。

そのほかにも、悪夢を見てうなされたり眠りが浅くなるといった睡眠障害が生じることもあります。
吐き気については、すべて吐いてしまうほうがすっきりして不快感もなくなります。吐き気は我慢せずに無理してでも吐いてしまうほうが良いでしょう。

二日酔いの原因

二日酔いはの原因は、お酒を大量に飲みすぎることです。

人は本来、お酒を飲んでも肝臓の働きによってアルコールはきちんと分解されてアセトアルデヒドとなり体外へと出されます。けれども代謝しきれない量のアルコールを飲酒した場合、こうした体のシステムは麻痺してしまい、体内に分解しきれないアセトアルデヒドが蓄積してしまうのです。アセトアルデヒドが体に残ってしまうことで、こうした不調が起こってしまいます。

また過度のアルコールにより本来の肝臓の働きが弱ってしまうことも、二日酔いの原因となります。肝臓の機能は体の中のさまざまな毒素や疲労物質を放出するために大切な存在です。しかし、大量のアルコールは大切な肝臓に大きなダメージを与えてしまい、普段通りに働けなくなってしまいます。体の中の不要物質を排出するための肝臓が働けなくなってしまうことで、頭痛や吐き気、筋肉痛などが起こってしまうのです。

肝臓がもともとあまり強くない人は、アルコールの代謝能力も強くないため、少しの量でも気分が悪くなり二日酔いになってしまうこともあるでしょう。
そのほかにも、アルコール依存症やアルコール中毒などが原因で、こうした症状が起こる場合もあります。

二日酔いの予防/治療法

二日酔いの予防としては、やはりお酒を飲む量を加減することが大切です。

その他の予防として、肝機能を高める働きをする成分を摂取するようにしましょう。
例えばタウリンやオルニチンなどが挙げられるでしょう。
タウリン  タコやイカなどの魚介類に多く含まれています。
オルニチンシジミに多く含まれています。
これらは食事において摂取する以外にも、サプリメントとして取り入れる方法もひとつです。

そのほかにも、胃のむかつきを抑えるためには胃に粘膜を作る牛乳を飲んだり、オクラやなめこなどのねばねば食品を食べるのも良いでしょう。

●体を休ませましょう。


何よりゆっくり眠って疲れた肝臓を休ませてあげることが大切です。肝臓のあたりにカイロを当てるのも効果があるとされています。
しっかりと水分補給をすることも大切です。二日酔いになっている体内では、アルコールを分解するために非常に多くの水分が必要です。体内の水分が足りなくなると脱水症状を起こす場合もあり危険です。水や経口補水液などをしっかりと飲むことでアルコールも分解されやすくなり脱水症状になることも防げます。

●二日酔いの解消に効く食べ物・飲み物


はちみつ
1)はちみつ
頭痛を解消するのに効果的だとアメリカの調査団が科学的に実証しました。お酒を飲む前後や翌朝スプーン一杯のはちみつを舐めるだけで良いです。手軽にできる方法の一つです。
2)グレープフルーツ
アルコール分解を手助けするフルクトースという果糖が含まれていて、ビタミンCやクエン酸も含まれているので、二日酔いの体には効果的です。水分補給も兼ねて100%ジュースを飲むのも良いでしょう。
3)シジミの味噌汁
アミノ酸があり、アルコールが脂肪として蓄積されるのを防いでくれるので、二日酔いの解消に効きます。ショウガを入れると血行もよくなり胃のむかつきを抑制してくれます。
4)トマトジュース
血中のアルコールを3割減らすという結果がでていますので、水分補給も兼ねて飲むのが良いでしょう。
5)果物の柿
みかんの2倍ものビタミンCが含まれていて、体の調子を整えてくれる効果があります。また柿には、カリウムもあり利尿作用がありますので、余分なアルコールを体の外に排出してくれます。加えてタンニンやカタラーゼという成分もありアルコールを分解するのを助けてくれる優れた食べ物と言えます。また干し柿にも同じ成分が含まれているということなので、生の柿がないときでも干し柿で同じような効用が得られます。
6)肉うどん
チキンブイヨンと牛肉、ネギ、ゆで卵が入っており、栄養もとれるため二日酔いの食欲がない時でもうどんは消化がよく体に優しい食事として食べることができます。
7)スプライト
中国の大学の研究によると35種類の飲み物でどれが一番二日酔いに効くのかを調べたところ、炭酸飲料のスプライトが効果があったと報告されています。炭酸飲料が体の酵素の働きを促進してくれるので、アルコールを分解する代謝のスピードを高めて、アセトアルデヒドを分解し、肝臓の働きを助けてくれる効き目があるといえるでしょう。
8)薬を飲むこと
食物をとるのが難しい方や翌朝仕事がある方など、即効性のある方法として薬があります。シミやそばかすの薬にはシステインが配合されていて、肝臓の解毒作用を高める効果があります。また漢方薬や胃腸薬も二日酔いに効くと言われていますし、ドリンク剤なども手軽に飲める上に効果が期待できるものも多くあります。

【セルフチェック】飲みすぎなだけ?まさかアルコール依存症?

● 二日酔い改善方法


よくある症状として吐き気や頭痛が挙げられますが、身体のだるさや食欲不振、下痢、筋肉痛をともなうこともあります。この原因としては、アセトアルデヒドの過多だけでなく、アデノシンやメタノールの過多、脱水症状、低血糖症、胃の塩酸分泌過多、酸素不足などがあり、前日に飲んだお酒の種類によっても左右されます。二日酔いの症状と原因を見極め、効果的な対応をすることで早期の症状緩和を目指しましょう。

1)無理をしないこと

2)吐き気の場合は、我慢せず吐いてしまいましょう。吐き気が生じるのは、胃が相当に弱り未消化物が残っている状態にあるためです。胃の内容物を体外に排出することで負担が軽減されます。ただし無理に吐くと胃腸や食道にストレスを与えるため、自然な身体の波に合わせましょう。

3)頭痛に悩まされる場合、即効性があるのは市販の頭痛薬です。しかし市販薬に頼りたくない、手元に市販薬がないなどの場合、身近にある食品で症状を軽減できます。ズキンズキンと血管がうずくような痛みの場合、アセトアルデヒドやアデノシン過多の可能性があります。これらの成分が血管を拡張し、炎症となり頭痛をもたらすため、牛乳やコーヒーで血管を収縮すると良いでしょう。

4)水分摂取も重要で、頭痛の軽減やだるさの解消につながります。ただし水を飲み過ぎると身体に負担をかけるため、コップ1、2杯を目安にしましょう。冷水は体内への吸収が遅く、かつ胃腸への負担となりえるため、温かい飲み物が適切です。水分吸収を促進する成分としてナトリウム、二日酔いの症状を軽減する成分として糖分があり、これらを豊富に含んだスポーツドリンクや果汁ジュースを少し温めて飲むと、症状が和らぐでしょう。果汁ジュースは水分補給だけでなく、アセトアルデヒドの分解や低血糖症にも効果的で、特にトマト、オレンジ、バナナ、グレープフルーツ、アセロラ、レモンなどが適しています。また温かいお茶に梅干しや塩昆布を入れたものも、効果があります。

5)ツボ押しも症状緩和に役立ちます。吐き気に効くツボとして「合谷」という、親指と人差し指でできるV字の谷にあたる部分があります。「内関」という、手首から指3本分下の真ん中部分を押しても同様の効果が得られるでしょう。頭痛に効くのは「百会」というツボで、両耳の中心線が頭頂部で交わる部分を押します。これらのツボは指で押すだけで良いため、二日酔い用の薬や飲食物がない場合に覚えておくと便利です。

■ツライ二日酔い吐き気の治し方
ついつい飲み過ぎてしまい、次の日吐き気で辛いというときの簡単な対処法があります。まず、強い吐き気があるときは我慢せずに吐き出してしまうことが大切です。胃が弱っているときに内容物があると、さらに弱らせてしまうからです。そして水分を摂ることが大切です。理由は軽い脱水症状になっているためです。水でもいいのですが、グレープフルーツジュースもおすすめです(お薬を飲まれている方はグレープフルーツジュースを飲んでもよいお薬か確認してください)。きちんと水分を摂れたら、白湯も飲んでみましょう。血行をよくし、体内のアルコールを分解する効果があります。そして、しじみの味噌汁などでオルニチンを摂取したり、生姜汁を摂取しましょう。肝臓に大変負担がかかっているので、肝臓に効く成分が豊富な食材を摂ることが大切です。

■簡単にできる二日酔い対策
二日酔いは、アルコールが分解される途中で生成されるアセトアルデヒドが体内に残ってしまい、頭痛・吐き気などを引き起こす症状です。この二日酔いの対策としては、飲酒前にウコンやタウリンを含む栄養ドリンク剤や牛乳などの乳製品をとることがおすすめです。飲酒中も、枝豆やジャガイモのようなビタミンCを多く含む食品や、肝機能を強くするシジミやゴマなどの食品をおつまみとして一緒に食べることも有効です。また、二日酔いの頭痛の原因に脱水症状がありますので、洋酒を飲むときのチェイサーのように、日本酒やビールを飲み時にも水を意識的に取るようにした方がよいでしょう。飲酒後は、寝る前にコップ1杯でよいので水分をとることがおすすめです。熱いシャワーを浴びて、気持ちよく睡眠をとるのも、二日酔い対策としては有効です。いずれにせよ、適量をわきまえて、楽しくお酒を飲みましょう。

■二日酔いに効くコンビニセレクト
梅干し
お酒を飲みすぎて次の日に二日酔いで後悔したことがある方は多いでしょう。薬には頼りたくないと思っている方に便利な、コンビニに売っているもので二日酔いを解消してくれる商品を紹介します。1つ目は梅干です。梅干に含まれるクエン酸とピクリン酸が、肝臓の働きを活性化させ、二日酔いを和らげてくれます。2つ目はしじみの味噌汁です。しじみにふくまれるアミノ酸には、アルコールを分解させる酵素を活性化させる役割があります。3つ目はトマトジュースです。トマトに含まれるリコピンが、二日酔いの原因となっている物質、アセトアルデヒドの成分を抑えてくれます。また、緑茶でも同じ効果があります。備えあれば憂いなしということで、いざという時のためにこれらの商品を覚えておくと便利です。

■二日酔いに効く飲み物
グレープフルーツジュース
二日酔いの症状を引き起こす原因の一つとして上げられているのが、毒性を持った物質であるアセトアルデヒドです。このアセトアルデヒドを分解するのに有効な飲み物として、グレープフルーツジュースがあります。グレープフルーツには、還元糖と呼ばれるフルクトースが多く含まれています。還元糖には、アセトアルデヒドの分解を促す作用があり、これによって毒性の物質がスムーズに体外に排出できるようになるので、二日酔いの症状が緩和されます。また、グレープフルーツにはビタミンCも多く含まれており、還元糖と同様の作用を持っているほか、果汁に含まれるイノシトールにも、肝臓の脂肪化を抑制する働きがあります。肝臓の負担が軽減されると、肝機能が向上し、アルコールの分解作用が促進されます。

■二日酔いに効く食べ物
しじみ
二日酔いに効くとされる食べ物は、脱水症状を解消したり、低血糖を解消したり、肝機能をサポートする働きを持つ食べ物です。味噌汁が効果的で、味噌が肝臓の働きをサポートしてくれます。特に良いのはしじみの味噌汁で、しじみに含まれているアミノ酸がアルコールの分解をサポートしてくれます。梅干しはピクリン酸が肝臓をサポートしてくれて、アルコールの分解を助ける働きをしてくれます。また、梅干しの酸味のクエン酸は、二日酔いのだるさを軽減してくれます。トマトにはリコピンが含まれていて、二日酔いを軽くしてくれます。トマトだけではなく、トマトジュースでも効果が期待できるとされています。カレーにはウコンが含まれていて、二日酔いの解消に有効です。二日酔いがひどくて食べられない場合は、カレースープにすると食べやすいです。

■コーラが二日酔いに効くってホント?
コーラ
コーラは二日酔いに多少効果があります。アルコールには利尿作用があるため、飲酒した以上の水分が体内から失われ、脱水症状を引き起こします。この脱水症状を原因とする頭痛や身体疲労・吐き気などの二日酔いの症状は、水分を摂取することで緩和されますので、コーラにも意味はありますが、より有効なのはスポーツドリンクやみそ汁などです。利尿で失われた各種の栄養素を補給してくれます。また、低血糖症が原因の二日酔いに対してもコーラは効果があるとされています。低血糖症は肝臓が糖分の生産よりもアルコールの分解を優先することが原因なので、糖分不足の解消のためには果糖などが豊富に含まれたコーラは有効だといえます。しかし、より有効なのはオレンジやレモンなどの果実を用いたフレッシュジュースです。また、2013年9月に学術誌「Food&Function」に、炭酸水が二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を促すという主旨の論文が掲載されており、コーラは二日酔いを解消するための手段の一つだと言えそうです。

■二日酔いにならない方法【飲む前編】
二日酔いにならないために、お酒を飲む前に摂取した方が良いのがグルタチオンという成分です。二日酔い防止のサプリメントなどに良く含まれる成分なのですが、肝臓での解毒作用があります。アルコールが分解されるとアセトアルデヒドという成分になり、体にとっては毒物になります。これをグルタチオンに含まれるアミノ酸「グルタチオンサークル」が、アセトアルデヒドを取り囲みます。これが尿の中へ排泄され、二日酔いの防止効果が期待出来るというわけです。アルコールを大量に飲むと、グルタチオンを大量に消費して不足します。お酒を飲む前にグルタチオンを含んだサプリメントなどを飲めば、二日酔いになりにくくなるのでおすすめです。

■二日酔いにならない方法【飲んだ後編】
お酒を楽しく飲んだ翌日、二日酔いにならないためには、次の3つのことをしてください。1つ目は、寝る前と起きた直後に水分を補給することで、脱水症状による頭痛を軽減することができます。コップ1杯の水でよいのですが、スポーツドリンクや味噌汁などであればもっと良いでしょう。2つ目は、十分な睡眠をとることです。二日酔いの原因の一つにアルコールが肝臓で分解される過程ででるアセトアルデヒドがあります。睡眠はアセトアルデヒドの分解を助けて、肝臓を回復させます。3つ目は、熱めのシャワーを浴びることです。熱い湯船に長くつかるのは、脱水症状を起こす可能性があるのでやめましょう。熱めのシャワーで全身をすばやく温めることによって、腎臓の働きを高めて、アセトアルデヒドの排出が進みます。適量のアルコールは血行促進やストレスの緩和に役立ちます。自分の適量を知って、お酒を楽しみましょう。

<<二日酔いに効くツボ>>
二日酔いのつらさを緩和してくれるツボがあります。

・「期門」・・・両胸の乳首あたりから真下の方向におろすと肋骨の感触がなくなる場所がありますが、ここが期門です。右側の期門を両手の人差し指・中指・薬指・小指で強く押すと効きます。
・「健理三針区」・・・手のひらの中央のやや手首寄りにあります。親指で押すか、爪楊枝を10本ぐらい輪ゴムでまとめて軽くつつくと効果的です。
・親指の付け根の骨あたりの「魚際」、側頭部にある「卒谷」
・足の親指の付け根にある「太衝」

しかし、二日酔いを起こすほどの量を飲み続けますと、肝機能の低下や肝疾患にもつながりますので、お酒は程々にしましょう。


他にも、、
基本的なことではありますが、個々の症状への対応だけでなく、身体をゆっくり休めることも大切です。身体が弱って疲労している状態であるため、長めの睡眠をとることで症状の早期緩和につながります。飲み過ぎた日は早めに寝る、もし休日なら少し寝坊してみるのも良いでしょう。


少しでも早く回復する為の方法


二日酔いのつらい症状から少しでも早く回復するには、しっかり対処を行うことが大切です。

●胃腸薬 
二日酔いになった後であっても、胃腸薬は有効です。胃腸薬を内服することによって胃腸症状が緩和され、二日酔いの症状も良くなります。

●水分補給
二日酔いの状態の時は脱水を起こしている可能性が高いため、水分はしっかり補給しておくことが大事です。肝臓でのアルコール分解には糖分が使用されているため、水分を取る際には糖分が含まれているスポーツドリンクを飲むと良いです。

●血行を良くすること
血行を良くすることもアルコール分解が活発になるため効果的です。シャワーを浴びたりお風呂に入ることによって、血行を良くすると二日酔いの症状も楽になります。

●コーヒーなどのカフェイン
二日酔いで頭痛がする場合にはコーヒーなどでカフェインを摂取すると良いでしょう。



コーヒーが二日酔いに効く理由


コーヒー
アセトアルデヒドと呼ばれる物質が原因で起こる二日酔いの頭痛を弱めるためには、アセトアルデヒドを身体から外へ出し脳の血流を良くするとしだいに症状が和らぎます。したがって、コーヒーを1杯飲む事でコーヒーに含まれるカフェインが作用し、血液の循環を活性化できるため二日酔いにコーヒーが効果的なのです。

また、毎日ビールを1本飲む人において、コーヒーを毎日3~4杯飲む人の方が飲まない人よりも、γ-GTPが平均で10以上も低いということもあり、コーヒーが肝機能に与える良い効果はいくつもあります。その結果、飲酒者の高血圧改善にも効き目があり、まさにアルコールによる悪影響にはコーヒーが相性が良いということがわかります。

牛乳はほんとに二日酔いに効くの?


牛乳
飲みすぎてしまった翌日、朝から不調でどうしようもないというような「二日酔い」の症状は人によって違いますが、頭痛や吐き気、喉の乾きなどが主でしょう。二日酔いを予防する方法の一つに、事前に牛乳を飲んでおくと良いと聞いたことがあるでしょう。これは牛乳によって胃にバリアができるとか、早く修復されるとかという説があります。これには個人差があるようで、全く効果のない人もいますし、飲むヨーグルトが効果が高いと言う人もいます。実は、効果的なのはお酒を飲んで二日酔いになった後に飲むことです。牛乳の成分に血管を収縮させる働きをもつものがあって、頭痛は軽減されます。あくまでも民間療法ですので、確実な効果は期待できません。お酒も程々に嗜むことをおすすめします。

二日酔い解消法

 

●寝起きに水分をとること
アルコールの分解には、水分が必要不可欠であり、寝起きは極めて体内の水分量が低くなっています。ですから、まずは寝起きに水分をとることが重要です。できるだけ温かい飲み物を口にした方が、より二日酔いには効果があります。さらに、水分に少量の塩分が含まれていると、塩分が持っている水分を蓄える力で、体内に水分がより溜まりやすくなります。温かくて塩分の含まれている、昆布茶やお味噌汁などがベストです。

●吐き気のある場合には、我慢せず胃の内容物をできるだけ吐き出すようにする
これは弱っている胃に、これ以上の負担をかけないためです。さらに、初めは吐き気がなくても、水分を摂った後に吐き気が襲ってくる場合があります。この際も、吐き気が収まるまで水分摂取と嘔吐を繰り返し、胃の内容物を吐き出してください。そうすると、二日酔いの症状は治まっていきます。それでも軽減しなければ病院の点滴が効果的です。ほとんどの点滴は1時間以内に終わるので、外出前や昼休みの時間帯などにも利用できます。


二日酔い解消法 睡眠


二日酔いは、肝臓がアルコールを分解する際にアセトアルデヒドを発生させることが大きな要因となっています。アセトアルデヒドは毒性が強く、二日酔いの諸症状を引き起こすために分解する必要があるわけですが、特に日本人にはこのアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い人が多いといえます。

アセトアルデヒドをより早く分解するためには身体を休め、十分な睡眠を取る必要があるのです。症状が辛く眠れそうにない場合でも、身体を横にしていれば体力は回復しますし、じきに睡眠を取ることができるようにもなります。睡眠を取り体力を回復させることができれば、二日酔いはより早く解消されるでしょう。


二日酔い解消法 お風呂


二日酔い対策として、飲酒後にサウナや熱い風呂につかって汗を流すことをする人がいますが、これは逆効果になって危険です。アルコールを飲んで脱水状態になっているのに、熱い風呂に入れば脱水状態をさらに悪化させてしまします。また、熱い風呂に入ると血行がさらに良くなり、心臓に負担がかかり、吐き気やめまいなどの症状を起こすこともあります。それでは、飲酒後に汗を流してさっぱりしたい場合はどのようにしたらよいのでしょうか。

●入浴前後に必ず水を飲みましょう。
●38度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。熱い湯しかない場合は半身浴にしましょう。入浴しながら、肝臓・腎臓・伊などのツボを押すのもおすすめです。


ラムネが二日酔いに効く!


ラムネ
アルコールは肝臓で分解されます。分解される際にアセトアルデヒドが生成されます。そのアセトアルデヒドを分解するためにブドウ糖が必要となります。アセトアルデヒドが肝臓で十分に分解されないことで二日酔いは起こるといわれています。肝臓は通常はグリコーゲンを生産し糖分を貯蔵していますが、約8時間くらいでなくなってしまいます。つまり、肝臓が飲酒によるアルコールを処理している間、肝臓でブドウ糖の糖新生が抑制されるため低血糖の状態になります。ラムネは主成分が、ほとんどブドウ糖なので直接ブドウ糖を摂取できます。ただし、ラムネには原料が「ブドウ糖」のものと「砂糖」のものがあります。二日酔いに効果を期待する場合は「ブドウ糖」が原料のものを摂取することをおすすめします。


即効リセット二日酔い解消法


二日酔いの吐き気と頭痛の原因は、主に2つあります。

●脱水症状
お酒を飲むとトイレが近くなる経験がある人は多いでしょう。アルコールには利尿作用があるので、飲めば飲むほど体の中から水分がなくなってしまいます。血液中の水分が減ると、消化器官などへの血流が低下してうまく機能しなくなってしまうため、吐き気が起こるのです。

●アセトアルデヒド
アルコールが肝臓で分解された際に発生する毒性の高い物質「アセトアルデヒド」によるもの。アルコールたくさん飲むと、「アセトアルデヒド」の代謝が追いつかず、吐き気や頭痛を引き起こします。ですから、飲んだ翌日必ず行いたいのが水分と糖分を取ることです。水分はもちろん「脱水症状」を緩和するためです。糖分は一晩中アルコールと戦った肝臓を労ってあげるためです。この時、最適なのはスポーツドリンクです。コーヒーを飲む人もいるようですが、コーヒーには利尿作用があるので脱水症状を進行させてしまうのでオススメしません。

起きたらまず、スポーツドリンクをたくさん飲んでください。また、予防策としてはお酒を飲む前に水分を補給しっかりしておくと、二日酔いになりにくくなります。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください